北山宏光主演で人気漫画『君が獣になる前に』がドラマ化! 4.5放送開始

ドラマ24『君が獣になる前に』主演の北山宏光(C)TOBE Co., Ltd.

北山宏光が主演するドラマ『君が獣になる前に』が、テレビ東京系にて4月5日より毎週金曜24時12分に放送されることが決まった。

さの隆の同名漫画を実写化する本作は、ヒトの「獣性」をめぐるノワール・サスペンス。

その日、多くの人が死んだ。年末の都内ターミナル駅で発生した史上最悪のテロ。666人の死傷者を出した事件は、“獣の数字”にちなんで「The Beast」と呼ばれることになる。実行犯はその場で死亡。25歳の若手人気女性俳優・希堂琴音。“俺”のたった1人の、幼なじみ。君はなぜ、獣にならなければならなかったのか。君を止める手段はなかったのか-。

主演の北山が演じるのは、葬儀社の社員・神崎一。史上最悪のテロ事件を起こした希堂琴音は8歳年下の幼なじみで、「お兄ぃ」と呼ばれ慕われていた。しかし琴音のことを調べている途中に何者かに殺され、過去にタイムリープ。タイムリープ先では、自分の気持ちを正直に打ち明け、琴音と恋人同士になって同居し、彼女が事件を起こすのを止めようと奔走するのだが―。

制作陣には、見逃し配信初回193万回を記録し、全話1500万回越え(ビデオリサーチ調べ)の話題作となった北山主演ドラマ『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京)チームが再集結。監督・脚本は、映画『アンダー・ユア・ベッド』(2019年)やドラマ『ただ離婚してないだけ』をヒット作に導いた安里麻里。

主演の北山は「一度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。是非とも最終話まで楽しんでください」とメッセージを寄せた。

原作者のさのは「神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆様にも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです」とコメントした。

ドラマ24『君が獣になる前に』は、テレビ東京系にて4月5日より毎週金曜24時12分放送。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

北山宏光/神崎一 役

――本作への主演オファーを受けた時の感想と、原作または台本を読んでみての感想をお聞かせください。

『ただ離婚してないだけ』のチームに再びお話をいただけた事がとても嬉しかったです。原作、台本を読んで、このチームだからこそ作れる世界観だと確信を持てました。そして個人としても新たなスタートを切り、役者としても新たなスタートなので、今の自分にできる事を全力で向き合いながら作っていきたいと思います。

――撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。

今まで積み重ねてきたものをこの作品で出し切れるように、監督やスタッフと話し合いながら丁寧にお芝居をしていけたらなと思っています。

――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

一度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。

是非とも最終話まで楽しんでください。よろしくお願いします。

■原作・さの隆

原作が「毒ガス」「テロ」といったセンシティブかつ攻めた内容だったので、ドラマ化と聞いた時には嬉しさ以上に驚きがありました。作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆様、制作陣の皆様には感謝の念が尽きません!

神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆様にも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです。

■松本拓(テレビ東京 配信ビジネス局 配信ビジネスセンター)

私がテレビ東京に入社して約15年がたちますが、この間、様々な陰惨な事件が日本で起こりました。

そのような事件が起こると、その事象は伝えられても、結局犯人の本当の心の中はわからない。いつもどこかやるせない気持ちになります。

そして、歴史はまた繰り返されていきます。原作を読ませて頂いた時、この現代に対するメッセージ性を強く感じました。

人の「獣性」というものはどこから生まれるのか。いったい何が人を「獣」にするのか。

とても難しいテーマではありますが、今、この時代に挑戦するべき題材なのではないかと思い、映像化の企画を致しました。

抱えきれない悲しみと憎しみに対し、人はどうあるべきか。私自身もこのドラマを経て、一つの答えを見つけられればと思っています。

昨今のテレビドラマでは、まず見られないストーリーと演出になると思いますが、是非、最後まで見て頂けたら幸いです。

『ミリオンジョー』『ただ離婚してないだけ』を経て、北山さんとは今作が3作品目。初めてお仕事をご一緒してから、約5年の月日が経ち、役者として、また一味も二味も違った顔を見せて頂けることを楽しみにしています。

ご期待ください。

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