デザイナー・桂由美の半生を描くドラマ『はれのひ シンデレラ』に小泉孝太郎、鈴木保奈美ら出演決定!

スペシャルドラマ『はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦』キャスト陣(C)ytv

ウエディングドレスデザイナー・桂由美さん(93)の半生を高梨臨の主演で描くスペシャルドラマ『はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦』(読売テレビ・日本テレビ系)より、追加キャストとして、小泉孝太郎鈴木保奈美らの出演が発表され、コメントが到着した。

戦後、婚礼=和装の時代にウエディングドレスをどう広めたのか、そして、なぜ世界のブライダルシーンに認められたのか? 本作は、日本の結婚式の常識を変えた桂由美さんの“激動”と“情熱”の物語。今回のドラマ化にあたっては、ドラマ内で使用するドレス・衣装の監修などで桂さん本人が完全協力している。

新たな人生の門出を祝う一大イベント・結婚式。“はれの日”を彩るウエディングドレスが当たり前になったのは、ほんの数十年前のこと。約60年前、結婚式でウエディングドレスを着る花嫁は3%だった―。

戦後、“婚礼=和装”が中心の時代で、ウエディングドレスを着る人どころか働く女性さえも珍しかった時代。実業家として、変革者として、“女性たちの選択肢を増やしたい”と、ウエディングドレスの普及に努めた桂由美

1964年。東京でオリンピックが開催された年、赤坂で日本初のウエディングドレス専門店をオープン。しかし、創業当初、今の時代では想像すらつかない苦難の連続が待ち受けていた。着物業界からの嫌がらせ。相次ぐ注文キャンセル。日本ではドレスの素材すらそろわない現実。赤字続きで経営は苦しく、社員に給料を渡すのが精いっぱいで、約10年間ほぼ無給だったという。

それでも、「すべては花嫁の笑顔のために」。花嫁が人生最良の日を、一番輝ける姿で迎えられるようにと尽力してきた。そんな逆境を跳ねのけるきっかけとなったのは、奇跡の1着“ユミライン”だった―。

このたび追加キャストが発表。桂由美(高梨)の夫、結城義人役に小泉孝太郎桂由美が企画を売り込む雑誌編集長・岡部浩史役に梅沢富美男桂由美が信頼する部下、度会知恵役に吉田美月喜

桂由美の前に立ちはだかる着物業界の重鎮、岸田美輪子役に戸田恵子桂由美の人生を変えた芥川龍之介の長男、芥川比呂志役に石井正則。洋裁学校を経営する桂由美の母親、桂みつ子役に鈴木保奈美

小泉は「ウェディングドレスは女性にとって特別なもの。そのウェディングドレスづくりに生涯をささげた桂由美さんの人生は、とても見ごたえがありますし、本当に素敵な女性だなと思いました。心温まる、そして清々しい気持ちになれるドラマだと思いますので、多くの方に見ていただけたらと思います」とメッセージを。

鈴木は「脚本を読ませていただいて、桂由美さんが、ここまでご活躍をされるようになったのは、どうやら私が演じるお母さまの力が強かったように感じました。明治生まれとお聞きしましたが、明治、大正、昭和と生き抜いてこられた、非常に新しい考え方を持った強い方だったようです。私が特に興味のある部分でもあるのですが、昭和の時代、そのような方の生き方を追っていくことで、今の女性にも共感していただける部分が、きっとあると思います。そういったところを大切に演じたいです」と話している。

スペシャルドラマ『はれのひ シンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦』は、読売テレビ・日本テレビ系にて2月24日15時30分放送。

追加キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

小泉孝太郎

――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

桂由美さんは、男性からしても知らない人はいないと思いますし、ましてや女性にとっては、なおさら特別な方だと思います。桂由美さんという一人の女性の生涯を描いたドラマで、しかも、その旦那さん役をやらせていただく。率直に嬉しかったです。どんな人生を歩まれてきたんだろうと、ものすごく興味がわきましたし、そういう作品に携われて、しかも旦那さん役で参加させていただける。とても嬉しかったですね。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

心温まる、素敵な脚本ですし、高梨さんが、素敵な桂由美さんを演じられています。ウェディングドレスは女性にとって特別なもの。そのウェディングドレスづくりに生涯をささげた桂由美さんの人生は、とても見ごたえがありますし、本当に素敵な女性だなと思いました。心温まる、そして清々しい気持ちになれるドラマだと思いますので、多くの方に見ていただけたらと思います。

梅沢富美男

――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

今のドラマの撮り方は僕には合わないところもあるので、ドラマのオファーはほぼ断っているんですよ。ただ、今回は実在の人物のドラマなので、おもしろいなと思いました。桂由美さんは、水森かおりさんのドレスを担当なさっているので、水森さんからお話をたくさん聞いていたので、その点でも、出てみたいなと。僕が演じる編集長という役柄についても、面白そうだなと思ったこともあり、ドラマの出演を受けることにしました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

架空の人だったら、自分の中で「こんな感じだろうな」と演じることはできますが、今回、編集長という役で、実在の人物がおられるドラマですので、真実に基づいて、しっかり演じてみたいなと思います。久々に演じられるので、楽しみです。

吉田美月喜

――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

度会知恵を演じさせていただきます吉田美月喜です。お話をいただいた時に憧れのウェディングドレスが間近で見られるなんて!と大興奮しました。度会は明るくて素直な女性です。その素直な反応はきっとドラマを観てくださる皆様に近い、共感できるキャラクターだと思います。ウェディングドレスは当時の日本にとって未知なもので批判的な声も多かった中、桂由美さんやスタッフ、周りの方々がどのように闘っていったのか初めて知ることが沢山ありました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

私の母もよくウェディングドレスの話をします。この色と形が可愛くて一目惚れしてね…と魔法にかけられたシンデレラのように嬉しそうに話す母を見ると、どれだけウェディングドレスに思い入れがあるのか、大切なものであるかが伝わってきます。そんな素敵なドレスが日本で広まっていくまでのお話。想像しただけでわくわくします! 桂由美さんの素敵な魔法を、ドラマとして皆様に届けられるよう、楽しみながら撮影を頑張りたいと思います!

戸田恵子

――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

15歳で上京したとき、すでにブライダルハウスが乃木坂にあって、桂由美さんのあのビルディングにとても夢を感じました。ドレスというものは、みんながみんな着られる時代ではなく、芸能人とか特別な人のものだった中で、一般の人が着られるように向かおうとする姿勢があのブライダルハウスから感じて…。桂由美さんというと、いつもあのブライダルハウスが思い浮かびます。桂由美さんというお名前は、私が若い頃から存じ上げているお名前であり、あの年代のデザイナーやファッション関係の人に、とても興味があります。そういった作品に関われるのは、とても楽しいなと思ってお受けすることにしました。たくさんの方々に見て頂きたいです

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

これから新しいものをクリエイトしていく人たちは、どうしても保守的なものと衝突します。これは絶対に通る道、どの業界でも同じだと思うんです。でも、そうした関係で出会った人でも、自分への影響は少なからずあると思うから、由美さんにいい影響を与えたい、のちにそう思ってもらえるような人でありたいなとは思います。ただいじわる、ただ怒るのではなく、岸田美輪子さんなりのポリシーや誇りが、ちゃんとおありになると思うので、お互いがちゃんと自分たちの思いを持って対峙して、最後には理解し合えたらと思います。

石井正則

――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

シンプルに新しいことを切り開いた方の物語は、すごいエネルギーがあって、そういった作品に参加できるのは、ありがたいことだなあと思います。一方で、最近自分も歳を取ってきて、体力がなくなったなぁと思うことがあるんですが、主人公・桂由美さんが93歳であんなにお元気なのだから、まだまだ桂さんに比べたら若いので、少しでもこの作品にエネルギーを注げればという思いがありお受けさせていただきました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

今回は桂由美さんの演劇の講師で、芥川龍之介の長男という役ですが、演劇の世界の大先輩である方を演じるというのは、また不思議な感じがします。しかも芥川龍之介さんの血筋の方で、自分にどこまでできるのかというところもあるんですけど、僕が出させてもらうシーンは、弱弱しいというのとは違うんですけどちょっと困っている芥川さんみたいなところもあるので、そういった芥川さんの人間味を出せればいいかなと思っております。

鈴木保奈美

――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?

桂由美さんというお名前は、日本中の方が知っていると思いますし、私も小さい頃から、“桂由美”さんを存じ上げていました。でもどうやって、ここまでご活躍されたのかは、あまり知られていないんじゃないかと思いますし、私も、そういえば考えたことはなかったなと。昭和の世代で、女性で、これだけ事業を成功された方。とても強い“何か”をお持ちだったんだろうなと。どんな人生を歩まれてきた方なんだろう?私も知ってみたい!という強い興味から、このドラマに携わってみたいなと思いました。

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

脚本を読ませていただいて、桂由美さんが、ここまでご活躍をされるようになったのは、どうやら私が演じるお母さまの力が強かったように感じました。明治生まれとお聞きしましたが、明治、大正、昭和と生き抜いてこられた、非常に新しい考え方を持った強い方だったようです。私が特に興味のある部分でもあるのですが、昭和の時代、そのような方の生き方を追っていくことで、今の女性にも共感していただける部分が、きっとあると思います。そういったところを大切に演じたいです。

© ブロードメディア株式会社