3チーム間トレードで古巣グリズリーズ移籍の渡邊雄太「これだから人生って楽しい」

2月9日(現地時間8日、日付は以下同)。NBAはトレードデッドラインを迎え、フェニックス・サンズ、ブルックリン・ネッツ、メンフィス・グリズリーズの3チーム間でトレードが合意に達し、渡邊雄太が移籍と『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

昨夏フリーエージェント(FA)としてサンズへ加入し、今シーズンここまで29試合の出場で平均13.2分3.6得点1.6リバウンドに3ポイントシュート成功率32.0パーセント(平均0.8本成功)を残していた渡邊は、キャリア最初の2シーズンを過ごしたグリズリーズへ帰還することに。

ジョージ・ワシントン大学で4年間プレーし、ドラフト外でNBA入りした日本人フォワードにとって、トレードはNBAキャリア6年目で初。「これだから人生って楽しい」と自身のX(旧Twitter)アカウントで投稿していた。

グリズリーズは8日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス13位の18勝33敗。チームはジャ・モラントをはじめ、デズモンド・ベイン、ブランドン・クラーク、マーカス・スマートら主力がケガで離脱中だけに、他チームで経験を積んだ渡邊が古巣でどれだけ存在感を発揮できるか注目していきたい。

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