マクラーレンでWECに参戦するユナイテッドAS、英国GT選手権2位のコッティンガムを起用

 ブリティッシュGT選手権でランキング2位に輝いたジェームス・コッティンガムが、2024年のWEC世界耐久選手権にエントリーしているユナイテッド・オートスポーツのLMGT3ラインアップに加わることが決まった。

 FIA国際自動車連盟のドライバー・カテゴライゼーション(ドライバー・レーティング)によってブロンズの認定を受けている40歳のイギリス人は、すでに決定しているグレゴリー・ソーシーと未発表のサードドライバーとともに、59号車マクラーレン720S GT3エボをシェアすることになる。

「ジェームス(・コッティンガム)は、2024年のWECラインアップにもうひとつの新しく強力な戦力を加えることになる」と語るのは、ユナイテッド・オートスポーツの共同オーナーであるリチャード・ディーン。

「彼はユナイテッド・オートスポーツにとって馴染み深いブリティッシュGTでの活躍で注目を集め、いまやマクラーレン720S GT3エボでのWECデビューを心待ちにしている」

「カタールでの初レースを成功させるために、チーム全体が信じられないほど懸命に取り組んでいる。我々はそれを本当に楽しみにしているんだ」

 2021年にGTレースのキャリアをスタートさせたばかりのコッティンガムは、次のように付け加えた。「ブリティッシュGT、ガルフ12時間、スパ24時間、ドバイ24時間など、この2年間でやってきたことをすべてやり遂げたので、この新しい挑戦への準備はできていると感じている」

「マクラーレンのドライビングを本当に楽しんでいるし、今年はWECに完全に専念するつもりだ」

 ユナイテッド・オートスポーツのLMGT3メンバーでは、日本人ドライバーの佐藤万璃音が姉妹車95号車マクラーレンをドライブすることが決まっている。

2024年WECのLMGT3クラスに投入されるマクラーレン720S GT3エボ

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