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2月6~8日、2024年MotoGPのセパン公式テストがマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われた。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は、3日間で計106ラップをこなして総合13番手で終えている。
2024年シーズン開幕を前にセパンでは、1~3日にはシェイクダウンテスト、6〜8日には公式テストが行われた。コンセッションシステムにより、シェイクダウンではテストライダーとルーキーだけでなく、無制限のテストが認められたライダーも走ることができるため、中上も2日からテストに参加していた。
そのシェイクダウンテストを終え、今回の公式テストに挑んだ中上は2024年型ホンダRC213Vのシェイクダウンを順調に進めていた。テストライダーを務めるステファン・ブラドルや他のホンダライダーとも意見を交えつつ、HRCから提供されたさまざまなパーツの比較テストを行いながらセットアップの方向性を確認していたようだ。
中上は2023年シーズンは、リヤタイヤのグリップ不足とフロントエンドの接地感などに悩まされ、課題としていた。そんな2023年型と比較すると弱みが改善したようだが、いくつかのウイークポイントや、まだ改善の余地があるとのこと。そのなかで中上はテストプログラムを順調にこなして3日間で計106ラップを走破し、自己ベストは1分57秒765の総合13番手で終えている。
次回は、開幕前最後となるカタール公式テストが2月19〜20日にロサイル・インターナショナル・サーキットにて開催される。中上は今回のデータを基に、引き続きテストに取り組んで最後の調整を行っていく。
■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(総合:13番手)
「HRCがテストに持ち込んだ2024年型の進化に手応えを感じました。他のホンダライダーとデータを比較してベースを作りましたが、フィーリングはとても良かったです。まだいくつかの部分で作業が必要ですが、すでにポジティブな点も見つかっています」
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投稿 中上貴晶、2024年型RC213Vに好印象「進化に手応えを感じたが、まだ作業が必要」/MotoGPセパン公式テスト は autosport web に最初に表示されました。