2023年の漢字「税」が額装、展示 漢字ミュージアムで12月下旬まで

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「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム、京都市)は、2023年の「今年の漢字」に選ばれた「税」の大書を額装し7日から展示を始めた。

大書「税」は、昨年12月22日から漢字ミュージアムで額縁のない状態で展示していたが、このほど額装が完成した。額縁は、毎年揮毫(きごう)されてからデザインしており、「税」をイメージし、鈍く光る銀色を採用。2度目の「税」だったため、前回とは異なるデザインに仕上げたという。展示は今年12月下旬まで。

今年の漢字は、日本漢字能力検定協会(京都市)が、その年の世相を表す漢字1字を全国から募集し、最も多かった漢字が選ばれる。毎年「漢字の日」にちなみ12月12日に、京都を代表する寺院の一つ、清水寺で貫主の揮毫によって発表される。

漢字ミュージアムの入館料は大人800円、大学生・高校生500円、中学生・小学生300円、未就学児・障がい者無料。

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