サマンサ・モートン、英国アカデミー賞フェローシップ賞受賞へ

サマンサ・モートン(46)が、第77回英国アカデミー賞フェローシップ賞を英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)から授与される。

『ジェーン・オースティンのエマ』『マイノリティ・リポート』の出演で知られるサマンサの、これまでのイギリス映画への貢献が認められたかたちで、来週開催されるEE BAFTAフィルム・アワードでの同賞受賞に際し、サマンサはこうコメントしている。「BAFTAの誇り高きメンバーとして、このような賞をいただき光栄に思うと同時にとても謙虚な気持ちになります。BAFTAに感謝しています」

一方BAFTAの映画委員会委員長であるアナ・ヒッグスは、授賞理由についてこう語っている。「サマンサ・モートンは、驚くべき幅を持つ魅惑的な物語の語り手です。 サマンサは、常に複雑な人物達に光を当て、決して代表的とは言えないストーリーを擁護し、英国映画界に多大な影響を与えてきました」「またスクリーンの内外で常に社会的障壁を打ち破り、業界の構成をより良いものに変えようとしてきました。そしてそれは多くの場合大きな困難を伴うものでした」「サマンサは、その多才さ、才能、そして演技の技術に対する情熱において、イギリスとハリウッドの同業者から絶大な尊敬を得ており、来週開催されるEE BAFTAフィルム・アワードで、彼女の類まれな作品群を称えることができることを嬉しく思います」

デヴィッド・テナント司会の同授賞式は、18日(日)にロンドンのサウスバンク・センターで開催、生涯功労賞であるBAFTAの最高賞にあたる同賞は、アルフレッド・ヒッチコック、チャーリー・チャップリン、ジュディ・デンチ、マーティン・スコセッシ、ヘレン・ミレンなどが歴代受賞者に名を連ねている。

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