F1イギリスGPの開催契約が10年延長。2034年までシルバーストンでの開催が確定

 F1は、イギリスGPのプロモーターであるシルバーストンおよび、サーキットオーナーであるブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)との契約を10年間延長、2034年までのイギリスGP開催が確定したことを発表した。

 イギリスGPは1950年にF1が初めて開催された年から行われており、今回の契約により、その歴史は80年を超えることになる。

 近年、イギリスGPはF1カレンダーの中でも最大レベルの入場者数を記録するイベントのひとつとなっており、2023年には週末を通して48万人という記録的な人数が集まり、6万人以上のファンがキャンプをしてグランプリを楽しんだ。

2022年F1第10戦イギリスGP 国歌斉唱

 2024年イギリスGPは、第12戦として7月5日~7日に開催される。

 F1のCEOステファノ・ドメニカリは、今回の契約延長について、次のようにコメントした。

「シルバーストンはF1の歴史の中心にある象徴的な会場である。グランプリ開催90周年に近づくなか、このイベントは、コース上の素晴らしいレースに加え、コース外でもファンに素晴らしい体験を提供することで、世界中のファンを魅了し続けている」

「BRDCのピーター・ディグビー氏、スチュアート・プリングル氏、そしてシルバーストンのチーム全員に対し、イギリスGPを新たな高みに引き上げるための多大な努力と献身に関して感謝したい。彼らは、この先の10年間、施設およびファンの経験におけるさらなる向上を目指していく。彼らと緊密に協力していくことを楽しみにしている」

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