【ガーデニング】寄せ植えに立体感が欲しいなら「ランナーを伸ばす植物」おすすめ3選

ツルニチニチソウ、アラビス、センペルビウム属… ユニークな植物たち

オシャレな寄せ植えをつくりたいときは、ツル性植物を取り入れるのがオススメ。主役となる花の前列、または横部分にレイアウトすると、立体感が生まれステキな寄せ植えに仕上げることができます。

なかでもツルの途中に「ランナー」と呼ばれる子株をつくる植物は、育てるだけでなく増やしながらも楽しめるユニークな存在。

そこで今回は、寄せ植えに取り入れたいツル性植物のなかからランナーを伸ばす植物を参考価格とともに紹介します。ぜひ寄せ植えづくりの参考にしてください。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

【ツルニチニチソウ】丈夫で育てやすい繁殖力旺盛の植物

ツルニチニチソウ/Vinca major

春〜初夏にかけ、白や紫色の花が楽しめるツルニチニチソウ。

葉に白い模様が入る斑入り葉や、葉が小さめの「ヒメツルニチニチソウ」、また葉に黄色の網目模様が入る「レティキュラータ」など多くの品種が揃い、いずれも丈夫で育てやすい性質をもっています。

新芽の先に花をつけるので、適度にカットしながら管理するのがオススメ。切り落とした茎を庭に放置すると、茎から根が出て大繫殖することがあるので注意しましょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

<ツルニチニチソウ概要>

  • 花期:3~5月頃
  • 花色:ホワイト、ピンク、パープルなど
  • 耐暑性:普通~強い
  • 耐寒性:普通~強い
  • 耐陰性:あり

【アラビス】花が無い時期もカラーリーフ・グランドカバーとして活躍

アラビス/Arabis

春に白やピンクのカワイイ小花を咲かせるアラビス。見た目の印象が異なる品種が数多くありますが、なかでも斑入りの葉がオシャレな「アラビス・プロカレンス・バリエガータ」は寄せ植えに人気の品種です。

春〜初夏は白い小花と緑×白の葉が、晩秋〜冬はピンクに紅葉した美しい葉が楽しめ、花が無い時期にもカラーリーフとして大活躍。

寄せ植えだけでなく、グランドカバーとして使われることも多い植物です。※参考価格:500~800円(3号ポット苗)

<アラビス概要>

  • 花期:3~4月頃
  • 花色:ホワイト、イエロー、ピンク、レッドなど
  • 耐暑性:弱い
  • 耐寒性:強い
  • 耐陰性:日あたりを好むが夏は半日陰

【多肉植物・センペルビウム属】まるで花のような存在感

センペルビウム属/Sempervivum arachnoideum

センペルビウム属は、ロゼット型に広がる葉が美しい多肉植物。春秋生育型ながらも耐寒性に優れ、-5度程度までなら耐えられる強さを持っています。

花苗と寄せ植えにするのも悪くありませんが、センペルビウム属を花に見立て、多肉植物だけの寄せ植えをつくるのもオススメ。

春秋は日当たりと風通しが良い場所で、夏場は直射日光が当たらない明るい日陰で管理しましょう。※参考価格:300~800円前後(2~3号ポット苗)

<センペルビウム概要>

  • 花期:3~6月頃(を咲かせると親株が枯れる)
  • 花色:ピンクなど
  • 耐暑性:弱い
  • 耐寒性:強い
  • 耐陰性:日光を好む

寄せ植えに適したランナーがある植物で楽しみたい!

ランナーがある植物にはさまざまな種類があり、寄せ植えに適した植物も揃っています。ランナーが育ったら、子株部分をカットして別の鉢に植え替えて育ててみましょう。

もちろん、子株から出たランナーもまた増やして楽しむことが可能。ぜひランナーがある植物を寄せ植えに取り入れ、子株を増やしながらさまざまな寄せ植えづくりに活用してくださいね。

© 株式会社ナビゲータープラットフォーム