飽くなき挑戦で時代切り開く 岐阜市で財界セミナー開幕

2日間で235人が参加する予定(8日、岐阜市内のホテルで)

 中部地方の企業経営者らが経営課題や社会課題の解決へ向け方策を探る「第61回中部財界セミナー」(中部生産性本部、中部経済同友会共催、岐阜県経済同友会後援)が8日、岐阜市内のホテルで開幕した。総合テーマは「飽くなき挑戦こそが不確実な時代を切り拓(ひら)く! ~未来のために我々は何をすべきか~」。9日までの会期で235人が参加する予定だ。
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 冒頭、中部生産性本部の石黒武会長(大同特殊鋼会長)があいさつ。経営環境のさまざまな変化を示した上で「低賃金、低物価、低成長といったコストカット型の経済からの脱却が求められている。新たな発想や、時代に適合する新事業、新しいビジネスモデルを創造し、生産性を向上していかなければならない。正解のない時代だからこそ、失敗を恐れず、成功するまで挑戦を続けることが重要だ」と話した。

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