ソフィア・コッポラ新作『プリシラ』の公開日が4月12日に決定 日常を捉えた場面写真も

ソフィア・コッポラ監督最新作『Priscilla(原題)』が、『プリシラ』の邦題で4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開されることが決定した。

『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』などのコッポラが手がけた本作は、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回想録『私のエルヴィス』を基に、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描いた人間ドラマ。

プリシラを演じたのは、『パシフィック・リム:アップライジング』のヒロインに抜擢され、本作の演技で第80回ヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたケイリー・スピーニー。『キスから始まるものがたり』や『ユーフォリア/EUPHORIA』などのジェイコブ・エロルディがエルヴィス・プレスリー役を務めた。

コッポラ監督は本作について、「プリシラ・プレスリーの回想録を読み、彼女のグレースランドでの体験に心を動かされました。私が表現したかったのは、エルヴィスの世界に飛びこみ、紆余曲折を経てやっと自身の人生を見つけたプリシラの心情です」と語っている。

あわせて8点の場面写真も公開。14歳の少女プリシラや、恋に落ちたプリシラとエルヴィス、ジャンプスーツに身を包むエルヴィスとのツーショットなどが切り取られている。また、1967年当時話題となった結婚式の写真を再現したシーンでは、プリシラのウェディングドレスをシャネル、エルヴィスのタキシードをヴァレンティノが手がけている。

(文=リアルサウンド編集部)

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