静岡県内の刑法犯認知件数が21年ぶりに増加 コロナ禍が明け人流が増えたことが要因

去年1年間の静岡県内の刑法犯認知件数が21年ぶりに増加に転じたことが静岡県警のまとめで分かりました。

県警によりますと、去年1年間の刑法犯認知件数は、前の年に比べ1343件増え、1万5612件でした。

2002年の6万3008件をピークに減少を続けてきましたが、21年ぶりに増加に転じました。

増加した認知件数のおよそ8割を窃盗犯が占め、車上狙いなどの乗り物盗や、万引きが増えたということです。

検挙率は前の年に比べ2ポイント減り47・7%で、検挙した人数は5428人でした。

県警捜査支援分析課は「コロナ禍が明け人流が増えたことが認知件数の増加の要因」としています。

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