「LRT快走!」予想より早く利用客が200万人に 達成を記念し乗客に沿線の洋菓子店からマドレーヌ

 宇都宮市と芳賀町を走るLRT・ライトラインは、2月3日に利用客が200万人に達しました。8日はそれを記念したイベントが行われました。

 宇都宮駅東口停留場で200万人達成を記念して、沿線の洋菓子店「アトリエ・ドゥ・メテオール」が作ったマドレーヌが先着200人に配られました。

 利用客200万人は去年(2023年)8月26日の開業から162日目で達成しました。予想より31日早い到達です。

 運行会社によりますと、開業前の予測では平日が1日1万2800人、休日が4400人としていましたが、平日は直近の今月7日で1万3629人、休日は直近の今月4日には8147人が利用しました。特に休日の利用が予測より多く、平均で9000人から1万人が利用しているといいます。

 関係者は「年末の忘年会帰りや子どもの塾通いなど、我々が予想していなかった様々な用途で工夫して利用してもらっている」と手ごたえを感じています。

 このまま推移すると年間で450万人の利用が想定され、岡山、愛知県豊橋、福井など都市部を走る路面電車より多くなる見通しです。

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