チェルシー退団話のエンソ、代理人がきっぱり否定 「事実ではない」

「エンソの望みはこのチームでトロフィーを掴むこと」[写真:Getty Images]

チェルシーからの移籍話が浮かんだアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(23)だが、代理人が火消しした。

エンソは2023年冬にベンフィカから加入。当時のプレミアリーグ史上最高額となる1億2100万ユーロ(現レートで約194億6000万円)の移籍金額はもちろん、2031年までの8年半という超長期契約にも注目を集めた。

チェルシー入りしてからは中盤の欠かせぬ選手となっているが、クラブの不振が続くのも相まって、パフォーマンスぶりが移籍金額に見合ったものではないとの見方も。そのなか、先日に選手の移籍検討が報じられた。

だが、代理人を務めるウリエル・ペレス氏がスペイン『アス』で「選手に退団するつもりなどない」ときっぱり否定している。

「チェルシーの首脳陣はこのプロジェクトについて非常に明確だった。新しい選手や若い選手がやってくるのだから、最初は常に困難が伴う計画だったんだ」

「だが、チームのピースが噛み合いさえすれば、チェルシーは前進していくはずだ。エンソの望みはこのチームでトロフィーを掴むこと。我々はどのクラブとも会っていないし、話をしようともしていない。事実ではないよ」

「選手の望みは知るところ。チェルシーが(プレミアリーグで)もっと良いポジションにいるのを望んでいるのは明らかだが、それは頑張りで達成されるだろう」

先のFAカップ4回戦再試合で鮮やかなFK弾でチームを勝利に導き、脱いだユニフォームを観客にアピールするパフォーマンスを披露したエンソ。これはチェルシーからの退団話に反応してのものとみられている。

© 株式会社シーソーゲーム