【麻布台ヒルズ】2/9オープン!「チームラボボーダレス」注目の作品をご紹介します

出典:リビング東京Web

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスが、東京・お台場から移転し、2024年2月9日(金)に麻布台ヒルズにオープンしました。

私は2022年8月に閉館したお台場のチームラボボーダレスには何回も何回も訪れていました。大好きな場所でした。今回の麻布台ヒルズでのオープンがとても嬉しいです。一足お先に内覧会に参加しました。作品数が多いので、新作を含む、体験してほしいオススメの作品をいくつかご紹介します。

エントランス空間

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人間はカメラのように世界を見ていない / People Don’t See the World as through a Camera

チームラボボーダレスは、麻布台ヒルズ ガーデンプラザBの地下1階にオープンします。まず初めに、このエントランスの空間で驚きました。

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エントランスに続く通路の天面と壁面には「teamLab Borderless」の文字が描かれています。

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エントランスの文字を指定の位置からカメラで見ると「teamLab Borderless」の文字が空間に浮き上がっているように見えるのです。

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ぜひ、写真に撮って見比べてくださいね。「人間はカメラのように世界を見ていない」まさに、その通りです。

Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光

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Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 - ワンストローク / Bubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light - One Stroke

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無数の球体は、強く光ったり、ぷるんぷるんとした弱いやさしく光ったり、また、人に呼応して様々な色に光ったりと、その美しさに魅了されました。

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様々な光に心を奪われ、思わず手をかざしたくなります。この光に包まれるような感覚の空間が大好きです。

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※床も鏡面になっている作品が他にも複数ありますので、服装をパンツスタイルなどにすると安心です。

巨大な光の彫刻「ライトスカルプチャー - Flow」シリーズ

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Light Vortex(「ライトスカルプチャー - Flow」シリーズ)

流れ出ていく光による巨大な光の彫刻が生まれ、押し寄せたり広がったり。自分が作品の中に吸い込まれるような感覚になりました。

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様々なパターンや色の作品があり、近づいてくる光に手をかざすと反応がある作品などもあります。

※音が出ます

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Birth(「ライトスカルプチャー - Flow」シリーズ)

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彩色球体(「ライトスカルプチャー - Flow」シリーズ)

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覚醒(「ライトスカルプチャー - Flow」シリーズ)

虚空の宇宙

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追われるカラス、追うカラスも追われるカラス:虚空の宇宙

通路を通っていると突如に現れるこの作品は、物理的な壁を超越し、群の軌跡が描く線が空間に立体的に描かれはじめます。足を踏み入れると、作品世界と一体になった感覚で身体が浮遊します。とても気に入り、長い時間滞在しました。ぜひ、この感覚を体験してほしいです。

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The Way of the Sea: 虚空の宇宙

※音が出ます

マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光

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マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光 / Microcosmoses - Wobbling Light

奥行きすらわからない無限に広がる空間の中を、無数のぷるんぷるんの光が走り続ける作品です。

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手をかざすと違う光を放ちます。光がぶつかることもなく、それぞれの秩序で動き回るその光をずっと追っていきたくなりました。

※音が出ます

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チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」です。この、ぷるんぷるんの光も部屋から出て他の部屋へと移動し、他の作品と関係し、影響を受け合い、時には混ざり合います。

これらの境界のないアートに身体ごと没入して、私たちは「境界なく連続する1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」のです。

人々のための岩に憑依する滝

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人々のための岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Rock where People Gather 《人々のための岩に憑依する滝》、《花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour》、《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス:境界を越えて飛ぶ》

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他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、運動の森の山々と深い谷から「人々のための岩」に降り注ぐ滝です。お台場での作品より進化していました。圧倒されます。

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人が作品の上に立ったり、作品に触れたりすると、水の流れを変える岩のように、その人自身が岩となり、水の流れが変化していきます。作品は、人々のふるまいや、他の作品の影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができないのです。

滝から流れる水が人々の移動や軌跡で渦を巻くときもありました。とても美しいです。

また、私はカラスを追うのが好きです。近くを飛んで来たらタイミングを合わせて触れてみてくださいね。

※音が出ます

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写真の他にも、様々な世界が現れます。何時間でも滞在していたいと思う大好きな作品です。

EN TEA HOUSE

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左:小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup右:茶の木 / Tea Tree

一服の茶を点てると、茶に花が生まれ咲いていく。花々は茶がある限り無限に咲いていきます。また、凍結された茶を置くと、そこから茶の木が生え茂っていきます。

※音が出ます

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「焙じ茶カモミール・ライスミルクラテ」HOT/ICE(600円)・「凍結緑茶ココナッツ(緑茶とココナッツミルクのジェラート)セット」(1,300円)

有機ブラウンライス(玄米)ミルク使用、砂糖不使用、グルテンフリーのラテは、自然な甘みでとても美味しいです。オリジナルヴィーガンジェラートは、乳製品不使用でココナッツミルクとオーツミルクベースの緑茶のジェラートで、こちらもやさしい甘みがラテともよく合い美味しいです。

お台場のチームラボボーダレスでも、作品の数々に圧倒され心地よい興奮を休めるために度々訪れた大好きなこの空間を、麻布台ヒルズのチームラボボーダレスでも、また改めて新たな感覚で体験できたことがとても嬉しいです。この瞬間を求めてしまう気持ちも、チームラボボーダレスに通う理由のひとつです。

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麻布台ヒルズにオープンした「チームラボボーダレス」は、想像していた以上に素晴らしく感激しました。今回ご紹介した作品の他にも、まだまだ作品があります。ぜひ、何回も訪れてすべての作品、境界のないアートに身体ごと没入してほしいです。

そして、同じ場所にいても二度と同じ体験はできないのです。私が感じる「チームラボボーダレス」の魅力です。

【森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス】https://borderless.teamlab.art/jp/

2024年2月9日(金)オープン(常設)

麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1(東京都港区麻布台1-2-4)

東京メトロ日比谷線『神谷町駅』5番出口直結

「開館時間」10:00 - 21:00

※最終入館は閉館の1時間前

※開館時間が変更になる場合があります 公式ウェブサイトをご確認ください

「休館日」第1・第3火曜日

※休館日が変更になる場合があります 公式ウェブサイトをご確認ください

「チケット価格」

大人(18歳以上):3,800円〜

中学生・高校生(13-17歳):2,800円

子ども(4-12歳):1,500円

3歳以下:無料

障がい者割引:1,900円〜

※事前日時指定予約制

※大人と障がい者割引については変動価格制が導入されているため日によって金額が異なります。日別の価格をご確認ください

※現地での購入の場合、上記価格に+200円となります

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