春節を彩る無形文化遺産の秦淮ランタン 中国江蘇省句容市

春節を彩る無形文化遺産の秦淮ランタン 中国江蘇省句容市

7日、句容市にあるランタン制作拠点で展示されている歴史上の人物をテーマにした一組のランタン。(句容=新華社配信)

 【新華社鎮江2月9日】中国江蘇省句容市華陽街道山芋地村では春節(旧正月、今年は2月10日)を前に、国家級無形文化遺産になっている秦淮ランタンの生産と販売のピークを迎えている。村内の秦淮ランタン制作拠点では現在、一つ一つ独特なデザインの、精巧な構造のランタンが製作されている。

 秦淮ランタンには100種類近いスタイルがあり、音、光、電気など新技術の登場に伴って生産方法も絶えず変化している。中国送電大手、国家電網傘下の鎮江三新供電服務の華陽供電(配電)所は、地元農村電力網の改良工事を行い、村の老朽化した配線と電気メーターを残らず交換、生産のピーク時にはランタン製作拠点の電気設備を全面的に巡回点検し、秦淮ランタンの明かりが消えないよう支えている。(記者/何磊静)

春節を彩る無形文化遺産の秦淮ランタン 中国江蘇省句容市

7日、句容市にある秦淮ランタン制作拠点で展示されている虎の形をしたランタン。(句容=新華社配信)

春節を彩る無形文化遺産の秦淮ランタン 中国江蘇省句容市

7日、句容市にあるランタン制作拠点で展示されている小さな馬の形をしたランタン。(句容=新華社配信)

春節を彩る無形文化遺産の秦淮ランタン 中国江蘇省句容市

7日、ランタン制作拠点で電気設備の安全点検を行う国家電網傘下、華陽供電所の作業員。(句容=新華社配信)

春節を彩る無形文化遺産の秦淮ランタン 中国江蘇省句容市

7日、ランタン制作拠点で老朽化した電気設備を交換する国家電網傘下、華陽供電所の作業員。(句容=新華社配信)

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