ペイサーズがバディ・ヒールドをシクサーズに放出…マクダーモットが約3年ぶりに復帰

2月9日(現地時間8日、日付は以下同)。トレードデッドラインを迎えたインディアナ・ペイサーズは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのトレードでシューターのバディ・ヒールドを放出したと『ESPN』が報じた。

チームきってのシューターとして活躍してきたヒールドは、今シーズンも52試合の出場で平均12.0得点3.2リバウンド2.7アシストに3ポイントシュート成功率38.4パーセント(平均2.6本成功)をマーク。

その見返りとして、ペイサーズはシクサーズからマーカス・モリスSr.とフルカン・コルクマズ、ドラフト2巡目指名権3本を獲得したのだが、サンアントニオ・スパーズとのトレードでモリスSr.と2029年のドラフト2巡目指名権を手放し、ダグ・マクダーモットを約3シーズンぶりに呼び戻すことに成功。

今シーズンのマクダーモットは、46試合の出場で平均6.0得点1.0リバウンド1.2アシストと、5シーズンぶりに平均1ケタ得点ながら、3ポイントシュート成功率は自己ベストの43.9パーセントで、平均1.7本を沈めており、ヒールドに代わるシューターとして期待がかかる。

なお、当初は別々に報じられていたこの2つのトレードは3チーム間トレードとして成立。3チーム間トレードの詳細は下記のとおり、ペイサーズはコルクマズ、スパーズはモリスSr.をウェイブ(保有権放棄)またはバイアウトする見込みだと同メディアが報じている。

◆■3チーム間トレードの詳細

<ペイサーズ獲得>
ダグ・マクダーモット(フォワード/←スパーズ)
フルカン・コルクマズ(ガード/←シクサーズ)
2024年のドラフト2巡目指名権(←シクサーズ)
2029年のドラフト2巡目指名権(←シクサーズ)

<シクサーズ獲得>
バディ・ヒールド(ガード兼フォワード/←ペイサーズ)

<スパーズ獲得>
マーカス・モリスSr.(フォワード/←シクサーズ)
2029年のドラフト2巡目指名権(←シクサーズ)
金銭

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