能登半島地震の被災地支援のため、鹿児島県医師会は8日、大和村職員の医師ら4人を日本医師会災害医療チーム(JMAT)として石川県輪島市へ派遣した。鹿児島県内からの派遣は8陣目で、離島からは初めて。
避難所などで医療活動や開業医のサポートを中心に担う。派遣したのは村診療所の医師と看護師、救急救命士、保健師。12日まで現地で活動する。医師が不在になる診療所は、県立大島病院の医師が代診する。
小川信医師(49)は「被災者が1日でも早く元の生活に戻れるよう力を尽くし、災害医療も学んで帰ってきたい」と述べた。