大人も欲しくなるおひなさま集めました 小山で「大人のひな祭り八人衆+1展」 人形素材はさまざま

さまざまなひな人形が並ぶ作品展

 【小山】陶磁器、布、押し花、和紙、組み木といったさまざまな素材で制作した、ひな人形などを展示する「大人のひな祭り八人衆+1展」が12日まで、犬塚4丁目のギャラリーAi(あい)で開かれている。

 陶器や磁器、布製のひな人形をはじめ、藍染めや押し花で制作したひな人形の額絵、組み木絵で表現したひな人形など県内や茨城県内などの作家の作品約40点を展示。販売も行っている。

 ギャラリーのオーナー山本悦子(やまもとえつこ)さん(75)は「ちょっと気軽に置いてみたりする、大人が欲しいと思うようなおひなさまを集めました」と話す。

 市内在住で、故郷の山形県白鷹町の深山和紙を使った作品を出品した谷口(たにぐち)ようこさん(75)は「和紙は加工次第で、いろいろな形の物が作れる。故郷の和紙を知ってもらえれば」と期待する。

 午前11時~午後5時。入場無料。(問)ギャラリーAi0285.22.3988。

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