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「死のグループ」初戦を白星スタート
バスケットボール女子のパリ五輪世界最終予選が現地8日、ハンガリー・ショプロンなどで開幕し、世界ランキング9位の日本は同4位の強豪スペインを86-75で破り、白星スタート。五輪出場に王手をかけた。
スペイン、カナダ(世界ランク5位)、ハンガリー(同19位)と同組となった日本。グループ内で一番世界ランクの高い強豪相手に、試合開始直後から攻勢に出る。主将・林咲希が2連続で3点シュートを決めるなど第1クオーターを26-18でリードすると、流れをつかんだ日本は前半を46-36で折り返す。
後半も林、馬瓜エブリンらの3点シュートで着実に加点し、リズムを保ち続けた日本は、最終クオーターも全員ディフェンスで相手に主導権を渡すことなく押し切った。林と馬瓜エブリンが20得点をマークするなど堂々たる戦いぶりで、「死のグループ」初戦を白星で飾った。
世界最終予選は4チームによる総当たりのリーグ戦を行い、上位3チームに2024年パリ五輪への出場権が与えられる。日本は次戦、現地9日(日本時間10日2時)に地元ハンガリーと対戦。勝てば3大会連続の五輪出場権を獲得する。
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