木原防衛相、17日にも沖縄本島を視察 就任後で初 玉城知事との面会も検討

 【東京】木原稔防衛相が17日にも、沖縄本島内を視察する方向で最終調整に入ったことが分かった。沖縄県の玉城デニー知事や県内首長との面会も検討する。当初は10日の訪問を予定していたが、県側との日程が合わなかったことなどから、再調整していた。複数の関係者が9日、明らかにした。

 木原氏は自衛隊ヘリに搭乗し、新基地建設が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ周辺や普天間飛行場、嘉手納基地など複数の米軍施設・区域を上空から視察する予定。

 木原氏は昨年9月の就任直後に宮古と石垣の両島を訪問。沖縄本島を訪れるのは就任後初めて。

 先月24日には防衛省で玉城知事と初めて面会し、「ぜひ沖縄本島で基地の現状を視察させていただき、対話の時間を設けたい」などと述べていた。

(資料写真)木原稔防衛相

© 株式会社沖縄タイムス社