ハ・ジョンウとチュ・ジフンの共演作『Ransomed（英題）』が、『ランサム 非公式作戦』の邦題で9月に日本公開されることが決定した。
日本をはじめ世界各国でリメイクされた韓国映画『最後まで行く』のキム・ソンフンが監督を務めた本作は、実際の韓国人拉致事件から着想を得たポリティカルアクション。韓国のアカデミー賞として名高い大鐘賞の2部門にもノミネートされている。
レバノン内戦下のベイルートで韓国人外交官が忽然と姿を消した。やがてそれが忘れ去られた頃、現任の外交官ミンジュン（ハ・ジョンウ）は、消えた外交官が人質として生きていることを告げる暗号をキャッチする。彼を救うため、身代金を手にレバノンに向かったミンジュンだが、現地に降り立つや否や大金を狙ったギャングに襲われピンチに陥ったところを、現地でタクシー運転手として働く韓国人のパンス（チュ・ジフン）に救われる。協力の 見返りを求める現金なパンスと渋々タッグを組んだミンジュンは、戦火が吹き荒れるベイルートの街を突き進んでいくのだが……。
囚われた人質を果敢に取り戻そうとする外交官役で主演を務めたのは、『チェイサー』や『白頭山大噴火』などのハ・ジョンウ。『アシュラ』『ジェントルマン』などのチュ・ジフンが打算的だがどこか憎めないタクシー運転手を演じている。
あわせて公開された特報映像では、タクシー運転手・パンス（チュ・ジフン）の「ヤバい作戦だ」というセリフとともに、天に向かって炎が吹き上げ、4WD車がダイナミックに空中に飛ぶ様子が映し出されている。外交官のミンジュン（ハ・ジョンウ）の「準備はいいか？」というセリフや、ベイルートの街をタクシーで爆走しているアクションシーンも確認できる。
また、タクシー運転手のパンスが鬼気迫る形相でハンドルを左に回している姿と、後部座席にいる外交官ミンジュンが迫ってくる敵をミラー越しに確認する様子が切り取られたメイン写真も公開された。
2月23日より全国の劇場で販売されるムビチケカードには、海外版ポスターのデザイン をベースにしたポストカードが特典として付いてくる。
（文＝リアルサウンド編集部）
