コービー・ブライアントの銅像がお披露目…81得点を記録した伝説的試合のポーズ

ロサンゼルス・レイカーズは2月9日(現地時間8日)、ホームのクリプトドットコム・アリーナで除幕式を行い、コービー・ブライアント(元レイカーズ)の銅像を披露した。

除幕式では、レイカーズ時代のチームメートであるデレク・フィッシャー、ヘッドコーチとしてコービーと共に5度の優勝を成し遂げたフィル・ジャクソン、レイカーズのレジェンドであるカリーム・アブドゥル・ジャバー、コメンテーターのスチュ・ランツ、オーナーのジーニー・バスがそれぞれスピーチを寄せた。スピーチの後、コービーの妻バネッサ・ブライアントによって銅像が披露された。

銅像は、81得点を挙げた2006年のトロント・ラプターズ戦でコートを去る際のコービーの姿であり、右手で人差し指を高く掲げた印象的なポーズのものとなった。バネッサ曰く、銅像のポーズはコービー自身が選んだものとのこと。台座にはコービーが残した数多くの記録とともに、愛称である「ブラック・マンバ」という文字が刻まれている。

除幕式が行われたスタープラザには、上述のジャバーに加え、ジェリー・ウェスト、マジック・ジョンソン、シャキール・オニールといったレイカーズの王朝を築いたレジェンドの銅像が既に数多く並んでおり、コービーの銅像が今回仲間入りすることとなった。現地メディア『ClutchPoints』によれば、高さ19フィート(約5.8メートル)、4000ポンド(約1.8トン)のコービー像は他の銅像よりもかなり大きいという。

また、バネッサは、今回披露された8番のユニフォームを着用した銅像とは別に、コービーを称える銅像がさらに2つ披露されることも発表した。その2つは、キャリア後半に着用した24番のユニフォームを着用したものと、コービーとその娘であり同じく2020年1月末のヘリコプター墜落事故で亡くなったジアナ・ブライアントの銅像であり、時間と場所は追って発表されるとのこと。

現地で銅像が披露された2024年2月8日は、コービーの背番号である8番と24番、さらにジアナが着用していた背番号2番にちなんでいる。なお、現在レイカーズで活躍する八村塁はこの日が26歳の誕生日でもある。本日のデンバー・ナゲッツ戦ではコービーをモチーフにした「ブラックマンバ・ユニフォーム」の着用が発表されている。

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