高知龍馬空港の作業車に環境に優しいバイオ燃料を使用 日本航空【高知】

通常の軽油に比べ二酸化炭素の排出量を大幅に削減する環境に優しいバイオ燃料の利用が、高知龍馬空港で始まりました。

日本航空が2月1日から高知龍馬空港の作業車に利用しているのは「B100燃料」と呼ばれるディーゼルエンジン用のバイオ燃料です。この燃料は、廃棄される植物由来の食用油から作られるもので、四国内の飲食店や学校給食、コンビニなどで廃棄された油を集め、東京に本社を置く再生可能エネルギー事業者が製造しています。

日本航空では2022年4月からこの取り組みを始め、これまでに成田空港や新千歳空港などで導入していて、空港としては高知は全国で9か所目です。航空貨物や乗客の荷物を運ぶ車両に使っていて、通常の軽油と比べ1リットル使用するごとに2.62キログラムの二酸化炭素排出削減の効果があるということです。

日本航空では、空港内にある作業車両5台のうち2台にこのバイオ燃料を使っていて、今後、残りの車両についても利用を検討するということです。

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