亡くなった恋人の“治験”に榊原(瀬戸康史)が関与…? 物語の核心へ迫る『院内警察』第5話見どころ

2月9日(金)よる9時から放送のドラマ『院内警察』第5話は、物語の舞台・阿栖暮(あすくれ)総合病院で隠蔽された“医療ミス”の真相に迫るほか、桐谷健太演じる院内刑事・武良井治(むらい おさむ)の秘められた過去も明かされていく。予告映像では「抗がん剤の新薬か…」という武良井の語りとともに、「治験責任医師 榊原俊介(さかきばら しゅんすけ / 演:瀬戸康史)」と書かれた資料も映され、いよいよ本作最大の“闇”がひもとかれていきそうだ。

(以下、ドラマ最新話までのネタバレを含みます)

◆〈前回をおさらい〉隠蔽された“医療ミス”に切り込む

半年前、阿栖暮(あすくれ)総合病院に入院していたコメンテーター・乾井卓(中山克己)が亡くなった。乾井は「大腿骨頭置換術」を受けたが、術後に胸の苦しみを訴えたという。何らかの医療ミスがあったのではないかと疑念を持った武良井は、“役者”がそろう「医療安全管理委員会」へと乗り込んで言った。「今から皆さんを拘束します。1人でも出たら“医療ミス”をリークします」

委員会の場には、“ちょうど半年前”に辞表を提出して病院を辞めた循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利)のほか、彼の指導医である上司の高木学(山崎樹範)、そして当時の執刀医である天才医師・榊原がそろう。前川の“告発”により委員会の場が責任をなすりつけ合う水かけ論に発展するなか、榊原が腰を据えてつぶやいた。「いいでしょう。あの日、何があったかお話ししましょう…」

山崎演じる高木 検尿カップでお茶を飲む“クセ”があるため、周囲からはひっそりと「おちゃっこ先生」と呼ばれている
近藤演じる元循環器内科の前川 当初こそ今回の件から目を背けていたが、武良井たちの説得で委員会の場に参じた
武良井の狙いに気づきながらも、榊原は堂々とした姿勢を崩さない

◆ついに武良井の過去と榊原がつながる…?

第5話の予告映像には、武良井が「最初から全部説明すればよかっただろうが!」と激怒するシーンのほか、医療従事者の過失により患者に被害が発生したことを示す「医療過誤」という言葉も。対する榊原には「すべては病院のためです」という含みのあるセリフも見られた。病院ぐるみでの“隠蔽(いんぺい)疑惑”はどのような結末を迎えるのか…?

そして一方、これまで断片的にしか明かされてこなかった武良井の過去にもスポットが当たるようだ。武良井の過去を知る人物の一人、院内交番室長・横堀仁一(市村正親)は同映像で「武良井くんは、この病院で恋人を亡くしているんです…」と神妙に語り、さらには「彼は恋人の死の真相を、治験の闇を暴こうとしている」と、元捜査一課の武良井が病院へやってきた目的を明かしている。

武良井の恋人はなぜ亡くなったのか? 過去の回想と思われるシーンでは「抗がん剤の新薬か…」とつぶやく武良井と、「治験責任医師 榊原俊介(さかきばら しゅんすけ / 演:瀬戸康史)」と書かれた資料が…。榊原が再び対峙した武良井は「患者の命より大事な正義があると言い張るなら俺は容赦しない」と言い放つ。果たして、榊原の“正義”とは? そして“治験の闇”とは…?

武良井と榊原の“対峙シーン”は視聴者からも「何度見てもゾクゾクする」と人気だ

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