市川團子、体調不良のため「ヤマトタケル」を当面休演 父・中車「必ず戻って参ります」

歌舞伎俳優の市川團子が体調不良のため、東京・新橋演舞場で上演中のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(3月20日千穐楽)を当面の間休演することを9日、松竹が歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」などで発表した。

同サイトでは「小碓命後にヤマトタケル/大碓命、帝の使者に出演をしております市川團子ですが、体調不良のため、2月9日(金)より当面の間休演し、下記の通り代役にて上演いたします」と説明。代役は小碓命後にヤマトタケル/大碓命を中村隼人、帝の使者を市川青虎が務める。

また、團子の父・市川中車は同日に自身のX(旧ツイッター)を更新。「発表がありました通り、團子が昨夜遅くに急に発熱し、本人が命懸けで臨んでまいりました新橋演舞場の『ヤマトタケル』公演を、本日より休演することとなりました。これにより多くのお客様はじめ各方面の方々に多大なるご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と投稿。

「本人は1日も早く元気に戻れるよう現在全力で戦っているところでございます。必ず戻って参ります。その時までどうかお許しをお願い申し上げます」と思いをつづった。

そして「また、主演のタケルをダブルキャストで勤められておられる中村隼人さんが、團子の代役を快く引き受けてくださりました。心より御礼申し上げますと共に、公演は予定通り行われますことを改めてご報告申し上げます。引き続き『ヤマトタケル』をどうかよろしくおねがいしますお願い申し上げます」と記した。

(よろず~ニュース編集部)

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