Anirban Sen
[８日 ロイター] - トランプ前大統領の交流サイト運営企業と合併する予定の特別買収目的会社（ＳＰＡＣ）「デジタル・ワールド・アクイジション・コープ（ＤＷＡＣ）」が、約５０００万ドルの出資受け入れで合意に近づいている。複数の関係者が８日、明らかにした。
出資合意は数日以内に発表される見通しで、転換社債の発行を通じてＤＷＡＣの資金調達に役立てる内容。トランプ氏の交流サイト「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは、ＤＷＡＣとの合併を通じて上場を果たす計画だ。
投資会社のアンソン・ファンズとオールブルー・キャピタル、マングローブ・キャピタル・パートナーズがＤＷＡＣの転換社債購入を提案している。出資の時期や内容は依然変わる可能性があるという。
ＤＷＡＣのエリック・スワイダー最高経営責任者（ＣＥＯ）はコメントを拒否。投資会社３社はコメント要請に直ちに応じていない。
