エバートンが人気銘柄アマドゥ・オナナの価格を設定、今冬残留も夏の売却を念頭に

[写真:Getty Images]

エバートンが人気銘柄アマドゥ・オナナの価格を設定、今冬残留も夏の売却を念頭に

エバートンがベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)の価格を設定したようだ。

昨春ごろからビッグクラブ行きが報じられているアマドゥ・オナナ。ここ最近もアーセナルやチェルシーなどと度々紐付けされた身長195cmの大型セントラルハーフだ。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、現段階で2024年夏の獲得に最も近いのはニューカッスル。その本気度はアーセナルやチェルシーを上回っているという。

今冬のオナナ売却を拒んだエバートンも、2024年夏の売却はむしろ前向きか。今季終了までにアメリカの投資会社「777パートナーズ」へのクラブ売却が100%完了し、かつチャンピオンシップ(イングランド2部)への降格を回避した場合、オナナ売却によって資金を捻出する態勢が整うとされる。

先立って価格評価も概ね完了したようで、その額は5000万〜6000万ユーロ(約80億4000万〜96億5000万円)か。

巨額の負債を抱えてファイナンシャル・フェアプレー(FFP)問題も解決していないエバートン。プレミアリーグの中堅・第二勢力として宿敵リバプールに肉薄した時代の安定感はどこへやら、“売り”が経営を支えるクラブとなっている。

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