インパクト少ないハフィーニャが今夏の放出候補に? 残留に求められるケガ明けの挽回

放出候補になりうるハフィーニャ[写真:Getty Images]

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャ(27)に奮起が求められている。スペイン『スポルト』が報じた。

昨夏のフランス代表FWウスマーヌ・デンベレの移籍により、より一層の活躍が期待された加入2年目ウインガーのハフィーニャ。今シーズンはここまで公式戦20試合で4ゴール7アシストと悪くない成績を残しているものの、ケガが重なっている上、決定的な活躍はあまり見せられていない。

一方、今シーズンは16歳のスペイン代表FWラミン・ヤマルが台頭。現在、左大腿二頭筋の損傷により1カ月ほど離脱しているハフィーニャは、11日のラ・リーガ第24節グラナダ戦で復帰予定とのことだが、シーズン終了までに挽回できなければ、資金調達のため売りに出される可能性があるという。

バルセロナは来シーズンに向け左ウイングの新戦力を探している状況。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスのレンタル移籍も継続となれば、ハフィーニャの出番はさらに限られる恐れがある。

そんなハフィーニャに対してはチェルシーとトッテナムが獲得に関心。また、アル・ヒラルといったサウジアラビアのクラブも興味を示しているようだ。

ハフィーニャ自身はバルセロナを離れたいと一度も思ったことがないというが、残留するにはここから評価を覆す必要性が。シーズンの残りをケガなく過ごし、チーム内トップレベルの選手だと証明することができるのだろうか。

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