大事な記憶を後世に残したい!「鉄道のまち」福知山市にまつわる動画や写真データを募集、鉄道館フクレルで上映します

「鉄道のまち」として知られる京都府福知山市が、昭和から平成初期の鉄道または福知山市にまつわる動画・写真データを募集しています。

「鉄道と共に歩んできた記憶や思い出を現代や未来に受け継いでいきたい」という思いから始まった思い出集めのプロジェクト。動画は昨年8月にオープンした鉄道施設「フクレル」館内で上映し、新たな歴史として大切に保管していくということです。

募集するのは「昭和から平成初期にご自身またはご家族が撮影されたもの(カラー/モノクロ問わず)」ということで、

・汽車や電車を使った家族旅行の映像
・線路や高架沿いの昔の街並みや駅付近の映像
・列車の車窓から撮影した風景
・今は走っていないような懐かしい列車の映像

などが対象となります。また、鉄道に関係していない、昔の福知山市内を撮影した映像もOKとのこと。

募集期間は2024年2月22日(木)まで(一次募集)。詳細は市のホームページ「福知山鉄道館フクレル 館内上映用の動画・写真募集」ページに掲載されています。

福知山鉄道館フクレルとは?

「フクレル」は京都府福知山市で昨年8月にオープンした体験型の鉄道施設です。

館内は資料やジオラマで福知山の歴史を紹介する「歴史展示エリア」、そして福知山公立大学情報学部の教授と大学生が監修した「なりきり!機関助士」などの「交流体験エリア」に分かれており、子供から大人まで楽しめる施設となっています。

フクレル別館や近隣の公園ではSLの実車も展示されており、懐かしい鉄道風景と出会える最新の鉄分補給スポットとして、鉄道ファンには気になる場所と言えるでしょう。

毎週土日には旧国鉄OBなどによる「鉄道語り部」が登場し、当時の鉄道の様子を市民から直接聞くことができるというのも大きな特徴となっています。

© 株式会社エキスプレス