生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

剪紙をデザインした衣装を身にまとい、竜の剪紙を持ってファッションショーのランウエーのように歩く甘粛省慶陽市の剪紙職人。(1月30日撮影、慶陽=新華社配信)

 【新華社蘭州2月9日】中国の民間剪紙(せんし、切り絵細工)の里、甘粛省慶陽市では辰(たつ)年の春節(旧正月、今年は2月10日)を前に、剪紙職人の巧みな手で描かれた竜が紙の上で生き生きと躍動している。同市出身の剪紙職人の作品は、北京の中国美術館で行われている特別展でも見ることができる。

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

中国美術館に展示された中国各地の竜をモチーフにした剪紙作品。(1月14日撮影、北京=新華社記者/梁軍)

 同市には、巧みな剪紙技術を持つ女性が多い。正月や節句、結婚祝い、子どもの生後1カ月の祝いの際などに、女性たちはハサミを使って窓に飾る切り絵「窓花」を作り、創造性と想像力で、さまざまな形の竜を切り出し、素晴らしい生活への憧れを表現する。

 中国の剪紙は、長い歴史を持つ民芸で、全国各地の都市、農村で広く行われている。剪紙の技術は、ハサミで切る、彫刻刀で彫る、色紙を切り貼りするなど、さまざまな形式へと発展してきた。(記者/梁軍)

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

中国美術館に展示された剪紙作品を観賞する外国人。(1月14日撮影、北京=新華社記者/梁軍)

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

中国美術館に展示された剪紙作品の前で足を止める来場者。(1月14日撮影、北京=新華社記者/梁軍)

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

中国美術館に展示された中国各地の竜をモチーフにした剪紙作品。(1月14日撮影、北京=新華社記者/梁軍)

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

中国美術館で行われている特別展。甘粛省慶陽市の民間職人による剪紙作品も展示されている。(1月14日撮影、北京=新華社記者/梁軍)

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

「祥竜迎春」の剪紙を見せる甘粛省慶陽市の剪紙職人。(1月30日撮影、慶陽=新華社配信)

生き生きと躍動する切り絵細工の「竜」 中国甘粛省慶陽市の「剪紙」

剪紙をデザインした衣装を身にまとい、ファッションショーのランウエーのように歩く甘粛省慶陽市の剪紙職人。(1月30日撮影、慶陽=新華社配信)

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