メッシとローマのレジェンド2人…モウリーニョが共闘願った選手明かす 「常に望んでいた」

大物の名前を挙げたモウリーニョ氏[写真:Getty Images]

ジョゼ・モウリーニョ氏がチームに加えたいと思っていた3選手を明らかにした。『フットボール・イタリア』が伝えた。

これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどを率い、多くのタイトルを勝ち取ってきたモウリーニョ氏。2021年夏からはローマの指揮官に就任し、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇やヨーロッパリーグ(EL)準優勝を果たしたが、3年目の今シーズンは苦戦し、先月16日に解任となった。

そんなモウリーニョ氏はローマ指揮官の座を追われるより前に、インフルエンサーのOhm氏と対談。「1つや2つだけを選ぶことは不可能」と前置きしつつ、自らのキャリアにおける素晴らしい思い出について語り、「1つ選ばなければならないとすれば、最近のものを選ぶ」「喜びの大きさや最近のものと考えると、ローマでのカンファレンスリーグ」と述べている。

また、一緒に仕事をしたかった選手は誰かという質問にも回答。まずはインテル・マイアミでプレーするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに言及した。

「たとえば、私はリオネル・メッシを指導することはできなかったが、誰だってメッシを指導することなどできない。彼は全てを持って生まれたし、すでに全てを知り尽くしている。だから、メッシを指導できるという考えは誰であろうと馬鹿げたものだ」

「彼は逆に何かを教えてくれるかもしれない。唯一伝えられるのは、チームに迎えられて光栄に思っているということだけだ」

また、長きにわたってローマを支えた2選手の獲得も過去に望んでいたと告白。奇遇にもモウリーニョ氏の後任としてローマ指揮官に就任したダニエレ・デ・ロッシ氏と、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏の名前を挙げている。

「ローマというテーマにこだわるなら、デ・ロッシをインテル時代とレアル・マドリー時代に迎えたかったが、それは不可能だった」

「当時すでに年齢が高かったにもかかわらず、トッティもインテルに迎えたかったが、それも不可能だった。彼らは私のキャリアの中で常に望んでいた選手たちだ」

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