映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』公開直前イベントをLOFT9 Shibuyaで開催! 【出演】小橋建太・水道橋博士・芋生悠・井上淳一【主題歌ライブ】宮田岳×中野ミホ

映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(脚本・監督:井上淳一)公開直前イベント、『われらの青春ジャック時代』が3月6日(水)にLOFT9 Shibuyaで開催される。 『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』は、若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画『止められるか、俺たちを』の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 3月15日(金)の劇場公開を前に映画出演者から小橋建太・水道橋博士・芋生悠・井上淳一を迎えたトークと、主題歌を担当した宮田岳×中野ミホによるライブが予定されている。 チケットはlivepocketにて2月10日(土)12時発売から発売開始。詳細はこちら。

青春ジャック 止められるか、俺たちを2

2024年3月15日(金)劇場公開

脚本・監督:井上淳一

出演:井浦新、東出昌大、芋生悠、杉田雷麟、コムアイ、田中俊介、向里祐香、成田浬、吉岡睦雄、大西信満、タモト清嵐、山崎竜太郎、田中偉登、髙橋雄祐、碧木愛莉、笹岡ひなり、有森也実、田中要次、田口トモロヲ、門脇麦、田中麗奈、竹中直人

1980年代。若松孝二が名古屋に作ったミニシアター。

映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの⻘春群像。応援歌。

映画を武器に激動の時代を走り抜ける若者たちを描いた『止められるか、俺たちを』から10年後。1980年代。時代も人も変わった。シラケ世代と言われ、熱くなることがカッコ悪いと思われていた時代。ビデオが普及し始め、映画館から人々の足が遠のき始めた時代。それに逆行するように、若松孝二は名古屋にミニシアターを作る。その名はシネマスコーレ。ラテン語で「映画の学校」。支配人に抜擢されたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞め、「これからはビデオの時代」と地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをやっていた木全純治だった。木全は若松に振り回されながらも、持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。 そこに吸い寄せられる若者たち。まだ女性監督のほとんどいなかった時代。金本法子は「自分には撮りたいものなんか何もない」と言いながら、映画から離れられない。田舎の映画青年だった井上淳一もまた映画監督になりたい一心で若松プロの門を叩く。己れの才能のなさを嫌でも自覚させられる日々。それでも、映画を諦め切れない。救いは、木全が度々口にする「これから、これから」という言葉。今がダメでも次がある。涙だけじゃない。そこには笑いがある。絶望だけじゃない。希望がある。この映画は僕の、私の物語であると同時に、あなたの物語でもある。これはあなたの青春の物語だ。

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