住宅被害6万戸超 能登半島地震 断水は3万4800戸

道路をふさぐ倒壊家屋の撤去が進められる輪島市三井町=9日午前11時45分

 石川県の9日午後2時までの集計によると、能登半島地震による県内の住宅被害は前日比1370戸増の6万236戸となり、6万戸を超えた。市町別では七尾市1万2979戸、珠洲市8864戸、輪島市6343戸、志賀町5409戸、能登町5千戸などとなっている。

 県内の死者は241人で前日から変更はなかった。内訳は輪島市103人、珠洲市102人、穴水町20人、能登町8人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者は計1182人。安否不明者は輪島市9人、珠洲市2人の計11人。

 断水は前日から490戸減り、約3万4800戸となった。1次避難所に身を寄せている人は12市町の7199人、1.5次避難所に236人、2次避難所に5144人となった。

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