【京都記念/枠順】プラダリアが“連対率4.5%”の危機 想定8人気の伏兵に好条件揃う

京都記念2024_枠順

JRAは9日、第117回京都記念(GII、芝2200m)の枠順を発表した。

連勝で重賞Vを目指すベラジオオペラは5枠5番、待望の重賞タイトルを狙うルージュエヴァイユは7枠9番、昨年の3着馬プラダリアは3枠3番から発走する。

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■勝ち馬は4枠より外

京都で行われた過去7年において、最多3勝を挙げているのが6枠【3.0.1.7】、続いて4枠【2.2.1.3】。幸運の6枠に入ったプラチナトレジャーに騎乗する岩田康騎手は京都開催の京都記念で【0.1.3.2】の好成績。同馬は3勝クラスを勝ち上がったばかりだが、軽視は禁物だろう。

勝ち馬はすべて4枠より外から出現しており、1~3枠の成績は【0.1.2.19】連対率4.5%、複勝率13.6%と振るっていない。3番人気以内でも【0.1.1.3】と人気よりも着順が下回るケースが目立ち、3枠に入ったプラダリアにとっては厳しいデータだ。

少頭数になることが多いレースで、12頭立て以下は7回中6回。頭数が収まり、外枠でも距離ロスは最小限で済むこと、冬場の開催で馬場の傷みが進んでいる年も多かったため、必然的にきれいな馬場を通りやすいことが、外枠有利につながっていそうだ。

ルージュエヴァイユが入った7枠は【1.3.1.9】と上々。外枠優勢なら、軸はルージュエヴァイユが賢明。

またマテンロウレオに騎乗する横山典騎手は2014年、8枠11番から逃げたデスペラードで勝利実績あり。今年も同じ枠で思い切った騎乗には警戒が必要だろう。

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(SPREAD編集部)

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