道内大麻摘発が過去5年最多 若者目立つ

道内で去年、大麻取締法違反の疑いで逮捕された人数が過去5年間で最多を更新したことが道警のまとめで分かりました。

道警によりますと、去年所持や栽培など大麻取締法違反の疑いで逮捕された人数は、前の年と比べて42人増えて、308人に上りました。このうち、30歳未満が前の年と比べて48人多い215人と、全体のおよそ7割を占めました。

若者の増加が全体の数字を押し上げた形で、過去5年間でも2・7倍に増えています。多くは自ら使用する目的で所持しているとみられ、SNS=交流サイトで購入したケースが目立っているということです。若者の間では「大麻は害も依存性もない」などと誤った認識が広がっていて、道警は取り締まりと啓発を強化しています。

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