ヨガ教室でインストラクターに押され「ボキッ!」、足が折れる―中国

中国・湖北署武漢市のヨガ教室で、ストレッチをしていた生徒の女性がインストラクターに強く押されたことで骨折する事故があった。資料写真。

中国・湖北署武漢市のヨガ教室で、ストレッチをしていた生徒の女性がインストラクターに強く押されたことで骨折する事故があった。中国メディアが7日付で伝えた。

事故があったのは1月18日のこと。教室に設置されたカメラの映像には、ヨガマットの上で足を曲げてストレッチをする女性をインストラクターが後ろから押し込んでいたところ、突然「ボキッ」という大きな音と共に女性が悲鳴を上げる様子が映っている。インストラクターは痛がる女性をなだめながら携帯電話で救急に連絡した。

当事者の女性は「足はすぐに腫れ上がった。(折れた)骨によって筋肉が盛り上がっていた」と説明。教室の運営会社は最初の診察料は支払ったものの入院費やリハビリ費用については支払っていないと指摘した。その後、運営会社からは「入院費用は弊社が負担する」という連絡があったものの、「彼らが実際に支払うかどうかは分からない」と不安を語っている。

一方、運営会社は「われわれは払うべき費用は払っている。彼女(被害者)の面倒を見るための費用も人手も出している」と主張している。

中国のネットユーザーからは「怖すぎる」「うわっ。ものすごい音だ。骨の音」「大腿骨かな。どれだけの力で押したんだ」「(事故になる前に女性は)ずっと痛い痛いって言ってたのに、インストラクターはそれでも押していた。どうかしてる」「ヨガはできるところまででいい。バレエじゃないんだから」「国内にはいい加減なヨガ教室が多い」といった声が上がった。

なお、同運営会社をめぐっては、過去にも別のダンス教室などでたびたび負傷者を出していることがメディアによって報じられていたという。(翻訳・編集/北田)

© 株式会社 Record China