スナックに若者客が増加!?春風亭一蔵が語る新スナック事情「おじさんの遊びが若い子にバレちゃった」

金曜レギュラー・春風亭一蔵さんが世間を賑わす話題を斬る!2月9日の『くにまる食堂』では、中高年男性のオアシスと呼ばれる「スナック」に、若者客が増えているというニュースを取り上げた。

邦丸「読売新聞が運営するWebサイト、大手小町の2月6日の配信記事にこういうのがありました。中高年男性の常連客が多く、入りにくいイメージがある『スナック』に、近年は若い人も訪れるようになってきた、というんですね」

一蔵「実は、この番組スタッフから「今週の話題はなにを取り上げます?」ってメールが来た時、僕はボートレース平和島にプライベートで行ってたんですよ。今ボート場って若い子だらけになってて、喫煙所にも若い子たちがいて、僕が電子タバコを吸って「今週なににします」ってメールを見てたら、隣にいた若い子たちが本当に「…お前、スナックって面白いの?」って会話してたんですよ」

邦丸「偶然だ」

一蔵「だから今週はスナックを取り上げたい! キャバクラとかキャバレーとかパブとかスナックのうちで、一番 若い子は行かないであろうスナックが流行ってるっていうのは驚きですね。僕はもうほとんどそういうお店はいかないんですけど、地方に後輩と一緒に二人会とかで行くと、打ち上げでもうお腹いっぱいになって、「もう一軒行こうか」っていう時にスナックみたいなとこ入って、ちょっとおしゃべりするみたいな感じなんです。そういう地方では、若い子がカラオケを歌いに来ていたんですよ。それがいよいよ東京にも進出してきたんじゃなかろうかと。僕も30代ぐらいからスナックに行ける大人になりたいなと思っていました。要するに、藤田まことさんの『はぐれ刑事純情派』の最後の一軒で寄る感じ。あの眞野あずささんがいる感じ」

邦丸「あ~!眞野あずささんはいてほしいね」

一蔵「それが現在のスナック事情は、若い女の人の客がいるんです。そこで話もできるんです。ママとチーママがお年をお召していても、一般のお客さんが相手してくれるというか、喋って盛り上がるという相乗効果があるんだと思います。「あれ?よく来るの?」みたいな感じで話せて、お腹いっぱいの時は食べなくて済んで、お酒が飲めるっていう」

邦丸「はあ~」

一蔵「さらに安い。やっぱりキャバクラって高いじゃないですか。ガールズバーとてそうですよね。指名とか、どんどん最初の設定料金から上がっていくところを、スナックなら一定額で、端数切り捨てとかやってくれたりする。僕が一番驚いたのが、結構飲んでチーママと喋って、お会計したら「1万円」って言うんですよ。「こんな飲んで?」って言ったら「ごめん、本当は9000円!」って、いやいや、そっちじゃないのよ」

邦丸(笑)

一蔵「こう言うことが起きる、おじさんの遊びが、若い子たちにもバレちゃったかなと」

邦丸「長居しても平気だしね。」

一蔵「あと我々世代だと父親に連れられて行ったりとかね。僕の母親が友達のスナックに行って、あとから父親が行くとき、「お前もついてこい」って何回か行ったんですけど、そこで驚愕の事実を知るんです。大体カラオケ歌うじゃないですか。そしたらうちの父が下手だったんですね。それがすごいショック」

邦丸(笑)

一蔵「親父は『兄弟船』をよく歌ってたんですけど、緊張してるのかちょっとだけ早く歌っちゃって「親父、ちゃんと聞いてよ!」みたいな。いろんなドラマがスナックにはあります」

このあとは、邦丸アナも父親に連れられて飲みに行った話を披露。「お袋には言うなよ」と言われた店で見たものとは?トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。

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