【MLB】「最高の才能が集まった」大谷翔平と山本由伸を“ドジャース一筋17年”のベテラン左腕が歓迎 「自分も一員に」

ドジャースとの1年契約に合意したクレイトン・カーショウ投手が8日(日本時間9日)、スプリングトレーニングの集合日を迎え、アリゾナ州グレンデールにある球団施設入り。報道陣の前で、新たにチームメートに加わった大谷翔平投手と山本由伸投手について語った。

◆「やっぱり一流は違う……」“約1,400万円”の白いポルシェで登場した大谷翔平がSNSで話題 「さすがアンバサダー」

■「最高の才能が集まった。自分もその一人になりたい」

今オフ、ドジャースは大谷、山本をはじめとする大型補強を敢行した。これについてカーショウは「見ていてとても楽しかった。自分の中にも、このチームの一員になりたいという気持ちが間違いなくあった。今季のチームには最高の才能が集まっていると思うし、自分もその一人になりたいと思う」と笑顔を見せた。

10年総額7億ドル(約1014億円)の契約で合意に至った大谷については、「アンビリーバブルだよ。シーズンを通して、こんな感じかそれ以上の(注目度)になるのだろうし、ショウヘイには毎日24時間注目が集まる。さっき少し話しただけで、まだショウヘイのことはあまり知らないけど、機転が利いていて彼なら対応できそうだと思った」とし「それはほかのチームメートにとってもいいことだ」と歓迎した。

山本とは挨拶を交わしたと明かし、「もしかすると、復帰に向けて自分もやり投げを習得したほうがいいのかもしれない。自分が見たビデオはどれも素晴らしかった。彼の投球を見るのが楽しみだ」と報道陣の笑いも誘いつつ語っていた。

カーショウは、通算210勝、MVP1度、サイ・ヤング賞3度のレジェンド左腕。2006年にドラフト1巡目全体7位で入団した後、ドジャース一筋でプレーを続けて今季で17年目のシーズンを迎える。昨季11月に左肩の手術を受けた影響で、開幕には間に合わないが夏季の復帰を目指して投球練習も再開している。ベテランも大歓迎する日本の両雄がどのような活躍を見せてくれるのか期待が膨らむ。

◆「約103億円」大谷翔平が“世界でもっとも稼いだアスリート”16位にランクイン 野球選手トップに

◆アスリート長者番付、エ軍レンドンが“世界69位”で長期契約のリスクが浮き彫りに 大谷翔平16位には納得の声

(A.Kudo/SPREAD編集部)

© 株式会社Neo Sports