太平山(栃木県栃木市)の三大名物の一つ「卵焼き」にちなみ、卵への感謝の気持ちを込めた催し「寒たまごまつり」が9日、太平山神社や周辺の茶店で始まった。15日まで。
太平山周辺の寺社や茶店でつくる「太平山観光会」が、新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりに開いた。同神社で卵の奉納が行われた後、境内では各茶店のだしを使った卵焼きと甘酒各200食が無料で振る舞われた。
ウオーキングの途中に立ち寄った平井町、主婦高島美恵子(たかしまみえこ)さん(77)は「とても良いだしで、甘くておいしかった」と笑顔で話した。
期間中は茶店9店で卵焼きの割引販売などを実施している。