果敢にアタックも…独レジェンドがクロップに振られた過去を激白!早くもリバプール退任後に期待「ドイツ代表監督にもなれる」

元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼが母国紙『Bild』のインタビューに対応。今季限りでのリバプールの監督退任を発表したユルゲン・クロップについて語った。

現在56歳の熱血漢は、マインツ、ドルトムントを経て、2015年にリバプールの監督に就任。以来、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルをもたらし、クラブの象徴的な存在となっていた。しかし、1月26日に突如「エネルギーがなくなってきた」と辞意を表明し、世界中に大きな衝撃を与えた。

クローゼは「クロップのリバプール退団についてどう思う?」と問われると、「彼には早くどこかで戦ってほしい」と伝え、早くも新天地での活躍に期待を込めた。

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「リバプールに8年以上いた後、おそらくプラグは少し抜かれている。クロップはバッテリーを充電し、再登場するだろう。彼には世界のどのチームでも監督を務められるだけの成功と共感力がある。優れたドイツ代表監督にもなれるだろう」

現役引退後は指導者の道に進んでいる45歳はさらに、「私は彼と一緒に過ごしたかったが、残念ながら上手くいかなかった」とも。共闘を願い出るも断られた過去を明かした。

「クロップは、自分と一緒にいた選手しか側に置かないんだ。その気持ちは分かるよ。そうでなければ、平穏な日々を過ごせないからね。私にとっては残念だ。彼に頼んだんだけど、友好的に断られたよ」

大きな周期を終えるクロップ監督は、どこで新たなサイクルをスタートさせるのか。ワールドカップの歴代最多得点記録を持つ同胞も、その動向が気になって仕方がないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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