【MLB】アスリート長者番付、エ軍レンドンが“世界69位”で長期契約のリスクが浮き彫りに 大谷翔平16位には納得の声

スポーツビジネスの情報を扱う米メディア『Sportico』が7日(日本時間8日)に公開した、「2023年に世界でもっとも稼いだアスリート」という記事が話題を呼んでいる。

MLB選手トップがドジャース大谷翔平投手で、推定7000万ドル(約103億円)の全体16位。昨今の活躍からすれば誰もが納得だが、トップ100には意外な名前も散見された。

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■ナショナルズの歴史を作った、スター右腕の名前も……

メジャーリーガーで大谷の次にランクインしたのが、レンジャーズのマックス・シャーザー投手で全体20位の6080万ドル(約90億9000万円)。次いでアストロズのジャスティン・バーランダー投手が48位、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が49位、さらにはエンゼルスマイク・トラウト外野手が58位と豪華な顔ぶれが勢ぞろいした。

また、トラウトの同僚アンソニー・レンドン内野手も69位にランクイン。2019年には34本塁打126打点を記録し、ナショナルズの世界一に貢献。7年総額2億4500万ドル(約363億円)の大型契約でエンゼルス入りを果たすも、近年は度重なる故障ですっかり“不良債権”のレッテルを貼られてしまった。

そして、かつて「ドラフト史上最高の投手」と呼ばれたスティーブン・ストラスバーグが全体92位に。こちらもナショナルズ世界一の立役者で、2019年はナ・リーグ最多勝を獲得。シャーザーとともにポストシーズンでも獅子奮迅の活躍を見せ、ワールドシリーズMVPを受賞した英雄だ。7年総額2億4500万ドル(約363億円)で再契約を果たしたが、その後は神経系の病を患うなど、第一線への復帰は叶わず。昨季限りで現役を退いた。

世界最高峰の舞台で戦うアスリートたちには、防ぎ切れない故障も付きまとう。華やかな“懐事情”がフォーカスされる中で、長期契約のリスクも浮き彫りとなるランキングだった。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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