新生レーシング・ブルズF1、『VCARB 01』にプルロッド式フロントサスペンションを採用

 スクーデリア・アルファタウリから名称を変更したレーシング・ブルズ/RBは、ラスベガスで2月8日(木)、2024年ローンチイベントを開催。新体制のメンバーがニューマシン『VCARB 01』を披露した。

 ラスベガスでの発表会には、CEOピーター・バイエルとともに、今年からチーム代表を務めるローレン・メキースも出席、レースドライバーの角田裕毅とダニエル・リカルドらが揃ってニューマシンを公開した。F1 CEOステファノ・ドメニカリも、チームの新たな門出に立ち会った。

 ホワイトとネイビーの昨年型アルファタウリAT04とは異なり、レーシング・ブルズ『VCARB 01』には、トロロッソ時代を思わせるブルーがベースカラーに用いられている。正式名称『Visa Cash App RB F1チーム』の初めてのマシンには、新たなスポンサー、ビザ(VISA)、キャッシュアップ(Cash App)、ヒューゴ(HUGO)などのロゴが大きく飾られている。

レーシング・ブルズの2024年型F1マシン『VCARB 01』のカラーリング
レーシング・ブルズの2024年型F1マシン『VCARB 01』のカラーリング

 アルファタウリは、2023年のサスペンションにはフロント、リヤともにプッシュロッドを採用していた。今年の『VCARB 01』は、昨年のレッドブルRB19と同じく、フロントはプルロッド、リヤはプッシュロッドというサスペンションレイアウトに変更された。

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