静岡県・熱海市の「MOA美術館」で採用されている展示用ガラス 透明度が高すぎておでこをぶつける人が続出

「MOA美術館のガラス」がX上で話題になっています。

投稿したのは、Xユーザーの@minerva_owl1さん。

当ポストは2024年2月6日時点で9万1000件を超えるいいねを集めており、「この技術は本当にすごい」「美術館・博物館全部このガラスにしてほしい」「このガラスを見に行きたい」と多くの反響が寄せられています。記事後半では、MOA美術館の入館料を紹介します。

※投稿写真は【写真3枚】をご参照ください。

※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

熱海にある「MOA美術館」の展示ガラスに感動

出所:@minerva_owl1

「MOA美術館、鑑賞のために反射をほとんどしない謎の技術ガラスを採用していたのですが、透明度が高すぎてガラスがどこにあるのかまるで見えない」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに収められていたのは、静岡県・熱海市にある美術館「MOA美術館」での展示。写真では作品が目の前に展示されているようにしか見えませんが、なんと作品の前にはガラスが設置されているというのです。

出所:@minerva_owl1

実際に目の前で見てもガラスなどないように見えるそうで、ガラスにうっかりおでこをぶつけている人が続出していたとのこと。肉眼でも気づかないほどとは、すごい技術ですね。

ガラスの中に物や人が映り込まない高透ガラスを使用

技術力の高いガラスで話題を集めた「MOA美術館」は、国宝や重要文化財を含む約3500点を収蔵する熱海を代表する美術館です。

熱海の高台に建てられていて、メインロビーや広場から絶景が楽しめることでも知られています。

出所:@minerva_owl1

今回話題になったガラスは2017年のリニューアル時に設置されたもので、ガラスの中に物や人が映り込まない高透ガラスというガラスを使用しているとのこと。

また、照明などもガラスへの映り込みを避けた位置に配置されているのだとか。鑑賞者が作品を堪能できるようにあらゆる工夫がされているんですね。

鑑賞者のための配慮に感動

大きな話題を呼んだ「MOA美術館」の特殊なガラス。

投稿主の@minerva_owl1さんにガラスがあると知った時の心境を伺うと「えっ、嘘でしょ?ってなり、とても驚きました。 そして、鑑賞者のためにこうした配慮をしてくれるMOA美術館は本当に素晴らしい美術館だなと感じ、感謝の念を覚えました」と話してくれました。

また、周りの人たちの反応についても伺うと、「みんな『すげー!』とか『マジでどうなってるの?』と口にしているのを沢山見かけました。あと、おでこや鼻をぶつけてる人が沢山いました笑 」とのこと。

誰もが驚くほどすごいとは、実際に美術館を訪れて体験してみたくなりますね。

MOA美術館、鑑賞のために反射をほとんどしない謎の技術ガラスを採用していたのですが、透明度が高すぎてガラスがどこにあるのかまるで見えない。嘘でしょってぐらい見えない。この写真も作品の前にどでかい防護ガラスがあります。おでこぶつけてる人が沢山いて面白かったです。 pic.twitter.com/uYg6bxeCZl

— みねるば (@minerva_owl1) January 31, 2024

JR熱海駅から車で5分の場所にある「MOA美術館」

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「MOA美術館」の特殊なガラスについて紹介しました。

「MOA美術館」はJR熱海駅から車で約5分の場所にあり、入場料は一般1600円、高大生 1000円、中学生以下無料です。

訪問する際には、作品だけではなくぜひガラスにも注目してみてくださいね。

参考資料

  • @minerva_owl1
  • MOA美術館

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