FIBA 女子オリンピック世界最終予選に参戦中の女子バスケ日本代表は8日、スペインと対戦。世界ランキング4位の格上を86-75で破り、見事に初陣を飾った。
■林咲希、馬瓜エブリンらが美しいスリー連発
スペインに対し、これまで公式戦未勝利だったバスケ女子日本代表。高さがあるプレイヤーが多いチーム相手に「走り勝つシューター軍団」が躍動する。チームトップタイの20得点を記録した林咲希（富士通レッドウェーブ）、馬瓜エブリン（デンソーアイリス）らポイントゲッターが得点を重ね、下馬評を覆す劇的勝利。パリ五輪出場権獲得に向けてこれ以上ないスタートを切った。
FIBAの公式X（旧Twitter）は、日本代表が決めた3ポイントシュート計15本を一挙公開。そこに映し出されていたのは、美しい放物線を描き、まるでゴールリングに吸い込まれていくかのようなシュートの数々。
◆【実際の映像】「放物線が美しい……」 林咲希、馬瓜エブリンら15本の3Pをイッキ見
この動画を見たファンからは「放物線が美しい」「素敵！！かっこえ～わ～！！」「こりゃ強いわ」と、日本の勝利を称えるさまざまな声が上がった。
＜バスケ女子日本代表の出場条件＞
パリ五輪出場出場をかけた最終予選は世界4都市での開催。バスケ女子日本代表が参加するのはハンガリー大会で、スペイン、ハンガリー、カナダと2月8（木）～11日（日）まで総当たり戦を行い、上位3位以内に入ればパリ五輪出場権を獲得する。
なお、開催国のフランス、2022年FIBA女子ワールドカップ優勝のアメリカはすでに五輪出場権が確定。日本代表は9日（金）日本時間26:00に行われるハンガリー戦、11日（日）日本時間23:00ティップオフのカナダ戦を残している。
