EXITがマジでSDGs「自然との共生」を考える! 天然食材ハンターに弟子入り&サステナブルなBBQを体験

フジテレビでは2月10日に「EXITの未来を本気(マジ)で考える4~フューチャーランナーズSP~」(午後2:30、関東ローカル)を放送。SDGsに大きな関心を持つEXITりんたろー。兼近大樹)が、「自然との共生」をテーマに“本気(マジ)”で向き合っていく。

世界初のSDGsをテーマにしたレギュラー番組「フューチャーランナーズ~17の未来~」(水曜午後11:54、関東ローカル)。その特別編・第4弾となる今回も、「SDGs-1グランプリ2019」のチャンピオンであり、フジテレビ・BSフジ・ニッポン放送がともに展開する「楽しくアクション!SDGs」のアンバサダーを2022年4月から務めている、EXITがMCを担当する。

国連が発表した「SDGs報告2023特別版」によると、SDGsの全ターゲットのうち、順調に推移しているのはたったの15%。より一層強化できなければ、自然環境に不可逆的な被害を及ぼす恐れがあると、警笛が鳴らされた。そこで、“2050年のEXIT”から届いたメッセージをきっかけに、回復・活用・循環の三つのポイントに着目し、EXITが各分野で取り組む人々と共に自然を見つめ直す。

EXITは、スタジオを飛び出しお宝食材探しを体験。2人のお手伝いをするのは、YouTuberとしても大活躍する天然食材ハンター・谷田圭太だ。「適度な量を取って、取ったものは責任を持って食べる。人間が適切に管理すれば自然は多くの恵みを与えてくれる」という谷田の考えの下、山に入ってトリュフ収穫や自然薯(じねんじょ)掘り、住宅街を流れる川ではコイつかみに奮闘する。身近にある超高級食材にEXITも大興奮となる。

2人が食材探しに奮闘する中、番組3度目の出演となるEverybody(タクトOK!!、かわなみchoy?)は、バイオ炭作りに挑戦。竹林の整備と水質改善の関係を学びながら、バイオ炭を使った野菜作りにも挑戦し、自然の循環について学ぶ。

そして、EXITと谷田が自分たちで手に入れた食材と、バイオ炭によって作られた野菜を使って“SDGs”なバーベキューを実践。土に返る生分解性の材料でできたグリルや、不要になった糸くずやワタを再利用して作った手袋などを使用する。

身をもって自然の厳しさと尊さを感じたEXIT。未来の自分たちにどんなバトンを渡すのか? 番組では実際に体験したからこそ感じた彼らの思いを届ける。

食材探しのロケを振り返り、りんたろー。は「知らないことが多く、日本でトリュフが採れることや同じ山でキウイが採れたり自然薯が採れたりすることに驚きました。それも人間の手が入ることによって生態系が変わったり生まれたりしてしまうんだなと。食糧難と言っても、まだ手を付けられていない食材がいっぱいあるのだなと感じました」と感想を語る。

兼近も「まだまだ伝えきれていないことがあるので、まだまだロケ時間増やしてもらっていいですか(笑)」とやる気満々で、「1日目自然薯掘り、2日目コイつかみ、みたいな感じで分けてしっかり伝えていかないと大変さが伝わらなかったかなと思うので。楽に見えてしまうじゃないですか。もっと大変な思いをしているよということを見せたかったな」と、後悔をにじませている。

バーベキューについては「どれもこれもうますぎて、これでいいのか、という感じでしたね。俺、グルメロケをやっているのかなという感じで。いろいろな高級レストランとかに行かせてもらえるじゃないですか。『おいしい』とか言って食リポとかしていますけど、負けないくらいおいしかったですね。自分たちが(食材探しに)携わっているのもあって、余計においしかったですね」(りんたろー。)、「『僕、おいしいお店知っているんですよ』とか、『ここ予約取れたんだよ』とか、おいしい料理を食べさせに行くじゃないですか。そういうのを見て、『君が作ったわけじゃないだろ』と思っていたんですよね。おいしい料理を知っているだけでその本人は何もしていない。でも今回、自分で全部やったというのもあって、とても誇らしかったですね。自信を持って人に提供できるなと思いました」(兼近)と、それぞれ手応えをにじませた。

最近の自身のSDGsへの関わり方には、りんたろー。g「毎回本当に切り口が変わっているというか角度が変わっているので、深めているというよりは多角的にSDGsを知れているなという印象はありますね」としつつ、「この間スーパーで、見た目は悪いけど安い食材を売っていて、それを買って『これ買ってきたよ』と言って嫁に見せたら、『偽善者』と言われました(笑)。そういう、普段僕たちができることはいっぱいあるので、そこから始めていきたいと思います」と力を込める。

一方の兼近は「(SDGsの全ターゲットのうち)まだ15%しか達成されていないと言っていたので、僕らが頑張ればあっという間に30%、40%行くんじゃないかなと。(SDGs達成目標の2030年まで)あと6年しかないので、番組を1年に4回やればいけるんじゃないですか(笑)」とユーモアを交えつつ警鐘を鳴らし、「車とかは気を付けていますけど、結局タクシーにいっぱい乗るし、難しいですよね。この業界が難しいところがあるじゃないですか。がんがん弁当も頼みますし。自分が飲みたい飲み物がせめてノンラベルであってくれと思いますし、そこからですかね」と見解を述べている。

なお、番組では、制作開始当初から「環境に配慮した番組制作のためのこころがけ」を記した「グリーンメモ」を共有し、制作過程において環境負荷の少ない方法をとるなどして、CO2排出量をできるだけ減らすよう心掛けた。その上で、制作過程における、打ち合わせ、移動、ロケ現場での弁当・ごみ・電池・電力使用量、編集作業に係るCO2排出量を、オンラインツール「アルバート」で算出し、やむなく排出ししたCO2量の全量(0.88トン)を、「森林吸収J-クレジット:長崎県日本伝統建築を支える森のCO2吸収事業(0235)」を活用し、実質ゼロにオフセットした。

© 株式会社東京ニュース通信社