藤井聡太八冠(21) 勝者の記念写真は…あの“パイナップル星人” 「藤井画伯」が考案の不思議なキャラクター

8日、前人未到の「タイトル戦20連覇」を達成した藤井聡太八冠。王将戦恒例、勝者の「コスプレ写真」は、何と!パイナップル星人でした。

(藤井聡太八冠・21)
「記録は意識していなかった。逆に意識してもなかなか目指せるものではないので、光栄なこと」

10歳年上、菅井竜也八段(31)からの挑戦を受けた今期の王将戦七番勝負。藤井聡太八冠は4連勝で防衛し、前人未到のタイトル戦20連覇。大山康晴十五世名人の記録を58年ぶりに塗り替えました。

そして、王将戦恒例“勝者の記念撮影”では、なんと「パイナップル星人」に変身!

この謎のキャラクターは、新将棋会館の建設費を集めるクラウドファンディングの返礼品のために「藤井画伯」が考案したもの。

パイナップルに手足が付いた不思議なキャラクターに、笑顔でなりきりました。

その藤井八冠、子どもの頃から「負けず嫌い」だったようですが、偉業達成後の9日は…

(藤井八冠)
「『負けた時に悔しい』という気持ちは、子どもの頃と変わらずあると思うが、(プロは)気持ちを切り替えてやっていかなくてはいけないので、対処法は身についてきた」

歴史を塗り替え続ける絶対王者が、気持ちを切り替える方法とは。

(藤井八冠)
「結局は…忘れることが一番かなと(笑)」

とてつもない強さを武器に、次はタイトル戦21連覇へ。2月24日には、伊藤匠七段からの挑戦を受ける棋王戦第2局が石川県金沢市で行われます。

(藤井八冠)
「(能登半島地震で)まだまだ大変な状況が続いていると思うが、そういった中で対局を迎えて頂けるのをありがたく思っている。集中して面白い将棋が指せるよう全力を尽くしたい」

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