イトーヨーカドー“北海道から撤退”へ…帯広&北見に加え札幌も 全6店舗を順次 スーパーダイイチなどへ引き継ぐ方針

北海道内で6店舗を展開するセブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、北海道から撤退すると発表しました。イトーヨーカ堂は現在札幌と、帯広、北見市で計6店舗を展開しています。セブン&アイ・ホールディングスは2023年3月、地方や採算の悪い33店舗を2026年2月末までに閉鎖する方針を示していました。すでに帯広店は6月、北見店は8月で閉店が発表されていましたが、あらたにアリオ札幌店や琴似店など残る札幌の4店舗も閉店する見通しになりました。

アリオ札幌店(札幌市東区)

イトーヨーカ堂によりますと、札幌の4店舗についてはスーパーダイイチなどに事業を引き継ぐ方針です。イトーヨーカ堂は1975年の帯広店を皮切りに、ピークの2006年には道内で15店舗を展開していましたが、これで北海道から撤退することになります。

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