ようこそ!魅惑のランワールドへ 牧野植物園で『ラン展』開催【高知】

高知市の牧野植物園で毎年人気のラン展が2月10日から始まります。それを前に9日メディア向けに内覧会が開かれました。

温室に入った瞬間、目に飛び込む鮮やかな色彩。

牧野植物園の冬のフラワーショーとして人気が高いラン展は今回で18回目になります。今年は110種2000株以上のランを展示。「ランと恋して」をテーマに色、形、香りに注目して個性的なランの魅力を余すことなく紹介しています。

順路を進むとそこにはフラワードームが。様々なランに囲まれて一層華やかな気分に浸ることができます。どこを切り取っても画になるラン展ですが、温室内にはこういったフォトスポットもいくつか設置されています。

形に注目するエリアでは、華やかなものだけでなく一見ランとは分からないような変わった形のものもあり、多種多様なランに出会うことができます。さらに、121年前の大正2年に大正天皇へ洋ランを説明するために牧野博士が和名をつけたランを資料とともに紹介するコーナーもあり、博士のネーミングセンスを感じることができます。

自然に近い植栽など配置や演出にもこだわり、ランの奥深さを知ることのできるラン展は、2月10日から3月3日まで牧野植物園の南園温室で開かれます。

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