「面倒くさい戦いになりそう」森保Jのイラン戦敗北を受け、内田篤人がW杯予選に懸念「日本には蹴ればいい、放り込めばいいっていうね」

『DAZN』が配信する「内田篤人のFOOTBALL TIME」で、日本が1-2で敗れたアジアカップの準々決勝・イラン戦を振り返った。

4強進出を懸けた一戦で、森保ジャパンは28分に守田英正のゴールで幸先良く先制する。だが後半、ロングボールを効果的に使い、揺さぶりをかけてくるイランに苦戦。押し込まれるなか、55分に同点弾を奪われると、90+6分にPKを献上し、これを決められて逆転負けを喫した。

ハイライトの映像を見終わり、感想を求められた内田氏は、「アジアカップをやることで、アジアのレベルがある程度、パッと分かるじゃない、だいたい」とし、ワールドカップ予選を見据えて、次のように見解を示す。

「日本に対しては、蹴ればいいやん、放り込めばいいやん、っていう戦い方がね、今後のアジアの予選でされると、ちょっとやっかいかな。面倒くさい戦い、予選になりそう」

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2026年の北中米ワールドカップから、出場国は「32」から「48」に増加。これに伴い、アジアの出場枠も「4.5」から「8.5」に増えた。この変更に、内田氏は安堵する部分があるのかもしれない。

「(日本は)イラクにもイランにも負けている。ウズベキとか強かったじゃないですか。バーレーンも。なんかちょっと中東の勢いみたいな。カタールもそうですけど。もし、ワールドカップ予選でまたぶつかったら、枠は増えるとはいえ、増えてラッキーだったのかな、みたいなのはちょっと思った」

アジア全体のレベルが上がり、予選もさらに厳しい戦いになりそうだと内田氏は考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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